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化学

石灰石にHClaq(希)を加えるとCO2を発生して溶けるが、石灰石にH2SO4aq(希)を加えてもCO2は殆ど発生しない。 これは何故でしょうか。酸の強弱で言えばむしろ硫酸の方が強いですし、何か別の要因があるのでしょうか。アドバイスお願い致します。

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  • htms42
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回答No.1

石灰石の主成分は炭酸カルシウムCaCO3です。 希塩酸を加えた場合 CaCO3+2HCl⇒CaCl2+CO2+H2O 希硫酸を加えた場合 CaCO3+H2SO4⇒CaSO4+CO2+H2O 違いは反応の結果できる物質です。 CaCl2は水によく溶ける物質です。(20℃での飽和溶液の濃度 42.7%) CaSO4は水に溶けにくい物質です。(20℃での飽和溶液の濃度 0.205%) 解けにくい物質ができる場合、その物質が石灰石の表面を包み込んでしまうと反応が止まってしまいます。 「石灰石の表面に希硫酸を垂らした」という場合と「希硫酸の入ったビーカーに石灰石を入れてかき混ぜた」という場合でしたら反応の印象が少し違ってくる可能性がありますね。

dormitory
質問者

お礼

なるほど! とても解りやすい回答でした!ありがとうございました

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