とても面白かったのに出典が思い出せない古文
昔、大学入試かその勉強の際に読んだ古文なのですが、どうしても出典がわからない話があります。知っている方がいれば教えていただきたいのですがよろしくお願いします。
うろ覚えで多々間違っている可能性があるのですが、おおまかな話は以下のようだったと思います。
あるところに、お寺だったかお地蔵様だったかに毎日お参りをする娘がいました。
ある日それを見ていたお坊さんは、物陰から神様のお告げの振りをして「お参りの帰りに会った人がお前の運命の相手だ」と娘に教えます。
お坊さんは急いで先回りして娘に会おうとしますが、娘を見失ってしまいます。
一方そのころ娘は道端で立派な侍に会っていました。
娘は何と話しかけてよいかわからずもじもじしていたのですが、なんと侍のほうが「私は今日運命の人と出会うというお告げを受けました。あなたがその人ではないか」と話しかけてきました。2人はそのまま侍の屋敷へと帰ります。
何とか屋敷にたどり着いたお坊さんは2人に「お告げは私が教えたものだ、ばかものめ!」と騒ぎますが、おかしな奴と思われて取り合ってもらえませんでした。
私の読んだ内容が間違っていなければおおむね上のような話だったと思います。
とても面白い話だったのでもう一度読みたいのですが、時間があれば出典を教えていただきたいと思ます。よろしくお願いします。