脳の働きと心の動きについて
自分の心の動きの観察をしていて最近うすうす気がついたのですが、
脳っていうところの守備範囲の広さというか、意識的な動きや無意識な動きが複数働いて、人って日々暮らしているんだなと、ふと思いました。
何か作業をしている時、例えば皿洗いをしている時、その姿勢や手の動きを観察していると、実にしなやかにテキパキと適切に作業を進めて行きます。
いちいち意識する必要なく、自動的に動作が行われます。
反復して動作を記憶しているためだとは思いますが、その場面での判断も自動的に行っています。 (これは無意識の働き?)
作業を進めていながら、脳内では全く関係の無いことを考えています。
今日はひどい目に会ったなとか、または楽しかった場面を思い出し、脳内でフィードバックさせていたりと、皿洗いとは全く無関係の事を考えています。 (これは無意識と意識の間??)
さらに皿洗いをしながら、「もうすぐ8時だ、観たい番組がもうすぐ始まってしまう、早く片付けないと!」という欲望的な思考も働きます。 (これは完全に意識の部分でしょう)
もう一つ、その時、例えば何か心配ごとのタネを抱えていると、意識していなくても心の奥または記憶の片隅でくすぶっていて、どこかうっすらと気分を重くさせている部分があります。 (これは無意識の領域かと)
さらにもう一つは、その間も脳は心臓や肺や内臓などの身体コントロールの指令を発しています。
なんと皿洗いの最中にこれだけの働きが行われているんだなと、ふと気がつきました。
主に人は、意識的な思考のみが主体と考えがちですが、そうではないなと。
実際はもっとあるのかもしれませんが、自ら感じ取れたのはこれくらいでしょうか。
そこで、こういう脳の働きをもっと知りたくなりまして、コメントやお勧めの書籍などお教えいただければと思いましての投稿です。
ちなみに、脳科学系の本は既に多少読んでみましたが、脳のどこどこの箇所でドーパミンが、とか具体的な説明が多いので余計に分かりにくかったです。
脳内名称やホルモンの名前を知りたい訳じゃなく、脳にはこういう働きをしておりこういう場面でこう動いています、的な実践的とでも言いましょうか、そんな本って・・・・誰か教えてgoo