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エビングハウスの忘却曲線についての質問
- エビングハウスの忘却曲線について質問があります。忘却曲線の復習のタイミングはいつがベストなのか知りたいです。
- 具体的な例として、英単語を10個覚えようとしました。最初の学習で10個覚えてその日の内に復習しましたが、2回目の復習時に4個忘れてしまいました。その忘れた4個の復習はいつすれば良いのでしょうか?
- 復習のタイミングを正しく把握するため、エビングハウスの忘却曲線に関する詳しい情報をお持ちの方からの回答をお待ちしています。
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エビングハウスの忘却曲線 というのは、ものを覚えるときの、または、一般的な記憶についてのモデル化したものです。 たとえば、ランダムな4ケタの数字の羅列を見せられてそれを記憶するとき、エビングハウスの忘却曲線にそって記憶の努力をしていくと能率がいいというようなことです。このとき、1回目その日の内、2回目翌日、3回目1週間後・・・と言う形で、復讐をしていきます。たとえば、覚えるべき数字の羅列の中に、1234とか、自分の誕生日である0131(1月31日生まれの場合)などがあっても、一切お構いなしに、1回目その日の内、2回目翌日、3回目1週間後・・・と言う形で復讐をしていきます。 当然、忘れるものもありますが、それもお構いなしに、他の覚えているものと同等の扱いです。 ただし、注意するべきなのは、エビングハウスの忘却曲線を利用した能率的な記憶というのは、必ずしも単なる記憶では終わらないということです。 英単語でもそれは同じで、記憶は理解ということと深いつながりを持っています。 たとえば疑問詞は多くの場合、whという綴りが共通しています。指示を示す語はthという綴りが共通します。the,that,this,those,theseという具合です。 語源や接頭辞、接尾辞の知識は能率的な英単語の理解に欠かせません。 同様に、自分の関心のある人がある特定の単語を使ったら、その単語の印象が強くなり、自然に覚えていくでしょう。 現実的に言って、英単語を覚えるときは、単に英単語を暗記するのではなく、英文を繰り返し読み、単語の語源を探り、リスニングをし、というように、多様なアプローチが必要ですし、それが結果的に最も力がつく方法です。 エビングハウスの忘却曲線というのは、記憶を定着させるためには一定の間隔を置いて繰り返す必要があるというだけのことで、あまりその間隔にこだわる必要はありません。自分の中で印象が強く、覚えやすい単語もあれば、なんとなく覚えにくい単語もあるはずですから、覚えにくいものについては繰り返す回数を増やしたり、時間間隔を短くするということになります。