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動詞+前置詞+whichの訳
- 動詞+前置詞+whichの訳について、前から読んだ時と後ろから読んだ時で訳が異なる理由について質問です。
- また、前置詞+whichの訳す際には、先行詞に合わせた訳を与えるべきかどうかも知りたいです。
- 具体的には、前から読んだ時の訳と後ろから読んだ時の訳が異なることについて、なぜそのような順番になるのかわからないです。後ろから組み立てる際の訳し方のコツも知りたいです。
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What happens is that SV. 「起こることは~ということだ」 「何が起こるかというと,それは~だ」 what は関係代名詞で「~するもの・こと」の意味ですが,「何」と訳しても内容は伝わります。 同じ what なんだから,根本は同じです。 普通の S is C の文であり,「~によるのだ」のような内容は出てきません。 at which の先行詞が is reached のような動詞表現にはなりません。 コンマつきなら事情が変わってくることもありますが,そうでなければ先行詞は名詞。 すると,a point が見つかります。 point の意味からも前置詞 at との相性はバッチリです。 a point (is reached) at which ... at は抜きしても後ろから訳せば,「~する地点が到達される」 日本語では「~する地点に到達する」と能動態的に理解しないと意味が感じられません。 とことん前から訳すと, 「典型的に起こることは,次のことだ」 「反応の強さが徐々に小さくなる」 「ある地点に到達するまで」 「(その地点を説明すると)その地点で,CS は CR まったく生起しなくなる」 今回に関しては 「CS が CR を完全に生起しなくなるまで,反応の強さが低下する」 「反応の強さが低下し,ついには CS が CR を完全に生起しなくなる」 このように普通に後ろから訳すことができます。 at という前置詞は単なる静止を表し,自然に日本語では消えてもたいして影響はないからです。 the house in which he lives 「家,それの中に彼が住んでいる」 「彼が住んでいる家」 in の「~に」と同じで,大きな問題にはなりません。 「典型的に起こることは,CS が CR を完全に生起しなくなるまで,反応の強さが低下する ということだ」 「~ということがよく起こる」と,とことん後ろから訳すのが一番日本語では自然になるかもしれません。 日本語の構造上,きれいな訳は後ろからということになりますが, 英語の構造を読み取るのは前からです。 ある一つの内容を伝えている以上,言いたいことが違うはずはありません。 前から読んで,いかに内容をとらえることができるか。 後は日本語力です。 ただ,そのような英語の構造を感じるには,相当な鍛錬が必要です。 パズルを解くような暗号的読解ではまず不可能です。
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- wind-sky-wind
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先行詞が名詞なのは,前置詞つきの場合に限ったことではありません。 基本,先行詞は名詞です。 私の前から訳すパターンでいつもそうしているように, which であれば「(そして)それは」 through which であれば「(そして)それを通して」 このような「それ」が which なのです。 日本語の「それ」が文の内容を表すように,先行詞が文的なものになることもありますが, それはコンマ which の場合です。 >一般的に何が起こるのかは、反応の強度がある段階に達するまでに次第に減少する、その地点で、CSは全くCRを生起しなくなるということだ what は「こと」という関係代名詞の方がいいでしょうね。 最初に訳されている通り,この point は「段階」でいいと思います。 日本語の「点」でさまざまな意味になりますので,point の語感を残した「地点」 としても同じ。 この point at which ~というのは正直,「~する地点,段階」と後ろから訳すのが一番いいように思います。 あと,「生起する」という日本語は本来,自動詞のようで,「~を生起する」は微妙かもしれません。 (「作品を完成する」なども本来,「完成させる」が正しいのかも) until a point is reached at which the CS fails to evoke the CR at all というのは until the CS fails to evoke the CR at all とした方が日本人感覚としてはすっきりします。 ただ,「しなくなるまで」という「なる」の意味が出ない。 それを a point is reached at which ~という表現で表しているとも言えます。 このような表現はまねするより,出てきた時に構造をつかめるか,という次元でのみ考えた方がいいと思います。 SVO, SVC という順番,前置詞,この2点に象徴されるように,日本語と英語で順番が違う。 このことと,私たちは永遠に取り組んでいかなくてはいけません。 関係代名詞は先行詞を修飾には違いないのですが, 英語としては前から流れていく。 つい,「後置修飾」という言い方をするのですが,英語の感覚では前から流れていく。 究極的には英語でわかればいい,ということになるのですが,和訳する問題もありますし, 日本人である以上,日本語で理解していくしかない部分もあります。 辞書も英英辞典がすべてで英和辞典をばかにする回答がしばしば見られますが, 英英辞典は日本人のことなどまったく考慮していません。 我々が日本語を捨てるか,日本人であることを捨てるか, しない限りは日本語で考えることが私たちの主体性を維持することです。 実際,この場は日本語で説明し,回答する場なのだから。 (英語で回答する方もいらっしゃいますが)
お礼
今回の質問を通じて一番学んだのは、「英語と日本語は言葉の順番が違うから、臨機応変にやるしかない、そして臨機応変にやるには構造を掴め、そのためには今まで以上に前から訳せ」という事のように思えます。 >which であれば「(そして)それは」 >through which であれば「(そして)それを通して」 前回から度々仰っていただき有難うございます。 このやり方だと、Whichのほかに、that も同じ事が言えますよね?(用法によりますが) また、whereなら(そして)その場所で, Whenなら、(そして)その時,など、疑問詞はwhichと同じ要領で読み進めていいんでしょうか?ただ、ifに関しては後ろから読まないと理解が出来ないなぁと思いますが…。
- googoo1956
- ベストアンサー率47% (623/1316)
前回のご質問に対する回答の中で触れたことですが、関係代名詞が含まれる英文を解釈するときには「フレーズ・リーディング」をすると良いと思います。すなわち、句の単位で区切って意味を理解していくやり方です。 >what happens, typically, is that the strength of the response gradually decreases 一般的に起こることとして反応の強さが次第に弱くなるということがある >(~)until a point is reached 【後ろから訳す場合】:あるポイント(地点)に達するまで(~する) 【前から訳す場合】:(~する)そして(その後)あるポイント(地点)に達する >(~)at which the CS fails to evoke the CR at all. 【後ろから訳す場合】:CSがCRを生起しなくなる(~) 【前から訳す場合】:(~する)そしてそのポイント(地点)で、CSはCRを生起しなくなる 「at which」の先行詞は「point」です。関係代名詞は普通は先行詞の直後に置かれるものですが、ときどき離れたところに置かれることがあるので注意が必要です。 「a point is reached at which ...」が受動態になっているので先行詞が分かりにくくなっていますが、「it reaches a point at which ...」という能動態の英文を想定すると正確な理解でできるのではないでしょうか。 また、関係代名詞の前に「,」がある場合には区切って訳し、「,」がない場合には先行詞にかけて訳すのが基本ですが、じょうずに訳せば、実際にはどちらの訳し方をしてもほとんど影響がないことが多いと思います。 接続詞の「until」も、後ろから「~するまで・・・だ。」と訳しても、前から「・・・する、そして(その後)~する」と訳しても構いません。 結論です。後ろから前にかけるなら、「一般的に起こることとして、反応の強さはCSがCRを生起しなくなるポイント(地点)に達するまで次第に弱くなるということがある。」という訳が良いでしょう。 前から順序良く訳すなら、「一般的に起こることとして 反応の強さは次第に弱くなり、そして(その後)あるポイント(地点)に達してCSがCRを生起しなくなるということがある。」という訳でも良いでしょう。 前者の方が日本語としては分かりやすいかもしれませんね。 ご参考になれば・・・。
お礼
いつもお世話になります。 >「フレーズ・リーディング」をすると良いと思います。 頭の中で似たような事はやってるんですよね。 >>(~)until a point is reached >【前から訳す場合】:(~する)そして(その後)あるポイント(地点)に達す>る >>(~)at which the CS fails to evoke the CR at all. >【前から訳す場合】:(~する)そしてそのポイント(地点)で、CSはCRを>生起しなくなる ただ、ここまで徹底してやる事が出来ないです。 例えばuntil a point is reachedを、「その後~」と訳して頂いてますが、 私は、今この瞬間まで、「~まで」という、後ろから訳す時の理解の仕方しか、知りませんでした。 前回の前置詞+whichを前から訳す方法といい、 私は、このようなテクニックをあまりにも知らないようです。 前置詞のこのような言い回しは他にもあると思いますが、ご存知でしょうか? また、全ての文章を「そして」という言い回しで繋げるものなんでしょうか?
- wind-sky-wind
- ベストアンサー率63% (6647/10387)
ご質問を読み返して気づいたことがあります。 前から訳す場合の先行詞のとらえ方です。 前回, >研究者は行動様式を見出す必要がある、その行動様式を通じて幼児は自分が何を区別できるかを表現するのだ という訳し方でいいと申しましたが,あくまでも「行動様式」という先行詞があり, 「その行動様式を通じて」というのは,先行詞の説明をしているのです。 英語では through which の直前にある「行動様式」が日本語では 「行動様式を見出す必要がある」と前に行ってしまう。 本当の前から,というのは 「行動様式,(その行動様式を説明すると)その行動様式を通じて~」 ということです。 今回も,文的な the strength ~ reached が先行詞となるわけでなく, at which の先行詞は a point という名詞にすぎません。 私のどの説明もそうなっていると思いますが, とにかく先行詞で切る,そして「それを通して」とか「それの中で」と続けていく。 今回だと,「ある地点に到達する」において, 「ある地点(どんな地点か説明しましょう),その地点では」 と at which を訳すのです。
- SPS700
- ベストアンサー率46% (15297/33016)
英語の、I (1) love (2) you (3) を日本語に訳しますと、 「私はあなたが好きだ」となり、原文の三つの要素は英語に自然な1-2-3の順ですが、これが(1)(3)(2)に変わります。 と言うか。同じ問題で、「前から訳せば」1-2-3、「後ろから訳せば」3-2-1、になるはずですが、この簡単な例でも、1-3-2という、どちらでもない順序が正解です。 同様にご質問のような長い文でも「前から」とか「後ろから」という単純な方法では、原文の意味は訳せない、ということでしょう。 答えは原文を読んで理解し、それを自然な訳文にする、時によっては前からもいいでしょうし、後ろからがいい時もある、原文では意味が足りないから訳で補う時もあり、不要なものは捨てる時もある、ということでしょう。
お礼
上の方の回答でも同じ事を言われました。そういうことなんですね。 なかなか杓子定規のようにはいかないですね…。
お礼
いつもお世話になります。 前置詞+whichの先行詞はほとんどの場合、名詞になるんですね。勉強になりました。 勉強させて頂いた事を役立て、もう一度訳してみると、 「一般的に何が起こるのかは、反応の強度がある段階に達するまでに次第に減少する、その地点で、CSは全くCRを生起しなくなるということだ」…こんな感じでしょうか? >典型的に起こることは,CS が CR を完全に生起しなくなるまで,反応の強さが低下するというこ>とだ どうすればこういう訳し方になるのか考え、構造的に理解はしましたが、これを今後応用できるかというと、すぐには応用できないだろうと直感しました。おそらく、これが「パズルを解くような暗号的読解ではまず不可能です」という事なんでしょうね。今は前から読んで構造の理解に勤めれば、そのうち出来るようになるのかなと感じました。 >とにかく先行詞で切る,そして「それを通して」とか「それの中で」と続けていく。 この辺り、特に意識して訳す事を心がけるようにします。