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海外へのアウトソーシングは難しい?
- 東南アジアの人件費を利用したITのアウトソーシングを検討していましたが、アフターフォローの問題などで難しいことが分かりました。
- しかし、アフターフォローの必要のない仕事や手間賃が重要な仕事でもアウトソーシングが可能かもしれません。
- 東南アジアの貿易屋はバングラやインドなどの大学出身者をターゲットにし、彼らの作品を見せることでアウトソーシングの品質を判断しています。
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現実には厳しいかな。 >日本語の問題はクリヤーできます。 日本語出来ますって人の筈が、実際に会ってみると『え~!ホント』って感じの場合が多いから ホントに言葉のニュアンスを感じ取ってくれるか不安が消えない。 また、日程に充分な余裕があったり、事前の設計作業が一歩の隙もなく完成している様な事は非常に稀な事 ほとんどの場合グレーゾーンが散在しているので、設計と製造とのキャッチボールが必要になる。 誰でも製造できるレベルまでに設計の精度を上げようとすると、製造の費用を削った以上の費用が掛かる。 設計が不十分な生煮えのままで製造を着手すると、彼らは設計の不具合を指摘することなく指示された通りに製造する。 結果、仕様には合致するけど、実際には稼働しないシステムが出来上がることになる。 これが日本人だと『ココには、Aって書いてありますけど、Bじゃないと駄目なんじゃ無いですか?』と確認してくれます。 製造の費用を一時的には削減できても、設計費用の増大と後工程での手直しなどを考慮するとオフショアへの製造委託はとっても難しい。 システムのスキルと言語のスキルの両方を高いレベルで持つリーダ的人材と、指示に従うだけじゃ無くより良いモノを作るというモチベーションを持つ現場要員とのチームであれば、一定レベルには到達するかも知れないけど実際には、そんな理想的なチームは滅多にない。
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- ChateauAres
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私が昔勤めていたメーカーでの経験談です。 日本で働きたいという中国やインドの優秀な人が多数いますので、そういう人材を紹介する会社に紹介してもらっていました。個人の能力はその会社の人材評価を信じるしかない、という方針で当たればラッキー、という感覚だったと思います。 仕様のやりとりは原則「英語」です。日本語ができるといっても、要件定義など文書は全て英語が基本だと思います。 実際に日本に来ていただいたときは、宗教上の理由をある程度考慮してあげることが必要です。 日本で打合せしたときに、会議室がタバコ臭いので部屋を変えてくれ、と云われて驚いた経験があります。 仕事上のやりとりは直接は子会社にまかせっきりだったので具体的には云えないのですが、不具合は多くないものの仕様変更による値増し交渉ではもめたようです。日本では「次は優先的に発注するから、今回の仕様変更はタダで・・・」みたいな曖昧な交渉は理解してもらえないようです。
- yokohamahope
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ITのアウトソーシングというとこの業界では運用周りをアウトソースすることを指す場合がほとんどかと思います。 この運用周りのアウトソーシングは、コールセンター業務等一部を除いては労働集約型ではないため、人件費のメリットはあまりなく、逆にその国の文化や政情といった面で品質に不安を抱える場合が多く、日本国内でも十分というのが実情ではないかと思います。 一方、ご質問にあるようなHP作成等のソフトウェア開発では、もう数十年も前から国内の大手企業もインドを中心として進出しそれなりの効果はあげているようです。 ということで、ソフトウェア開発については、既に実施されているアウトソース先より価格や品質等で更に上回るものを提供できないと参入は厳しいのかもしれません。
お礼
このような質問に有難うございます。 ソフトウェアも商品と考えれば、安かろうだけではダメなんですね。 勉強になりました。
お礼
有難うございます。 経験者様ですね、 やはり大変なんですね。