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価格のない財
先日、社会的な限界評価について勉強しました。 価格というのはその財に対する社会的な限界評価の大きさを 示しています。社会的な限界評価というのは社会的な 希少性の大きさのことです。 そこで、私が疑問に思ったことがありまして、今回 質問してみようと思いました。 空気というのは社会的な限界評価というのは私は とても高いものだと考えます。けれども空気には 価格は無いですよね?それはなぜでしょうか? 絶え間なく生産し続けられるからですか? それとも、ある特定した企業が生産しているというわ けではないからでしょうか?
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非競合性と非排除性をもつような財を公共財と呼びました.その両方をもつ財を純公共財と呼びます. このような公共財に対する需要曲線は,社会的な評価を表すものと考えられます. 空気のような財は,限界評価は高いので,社会的な需要曲線はほぼ右下がりで垂直な需要曲線でしょう.空気の供給曲線は,ほぼ右上がりの垂直なものでしょう. そこでは,すべての価格を通じて D(空気需要量)<S(空気の供給量) がなりたっているはずです. なぜなら,価格0の時にでも, D(空気需要量)<S(空気の供給量) であるからです. よって,価格はゼロ円なのです. このような財を,とくにfree good自由財と呼びます.
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「社会的な限界評価というのは社会的な希少性の大きさ」 とおっしゃっているように、希少性がないからじゃないですか?
お礼
ありがとうございました
私の考えですが、、 実際に私たちが吸っている空気はタダですね。 周りには有限ではあるけれども、独占することも排除することもできません。 お金を出さずとも空気が吸えるので価格のつけようがないと思います。 また仮に商品として売ったとしても、同じ空気ならお金を出して手に入れようなんて思わないでしょう。 そう考えるとやっぱりタダになります。 しかし、例外として、ある外国ではボンベに入れられて売っているようです。そこでは空気が汚いらしく、バーのようなところで空気ボンベでいい空気が吸えるというサービスをテレビで見ました。
お礼
>独占することも排除することもできません。 確かにそのとおりだと思います! >しかし、例外として、ある外国ではボンベに入れられて売っているようです。そこでは空気が汚いらしく、バーのようなところで空気ボンベでいい空気が吸えるというサービスをテレビで見ました。 どこの国か自分で調べてみたいと思います。 親切な回答ありがとうございました。
お礼
とても分かりやすい説明、どうもありがとうございました。