※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:呼び方は何が正しい?)
呼び方は何が正しい?江戸時代の物語『小川の辺』についての疑問
このQ&Aのポイント
江戸時代の物語『小川の辺』を見て、主人公が若党から「若旦那様」と呼ばれていたことに疑問を感じました。父親が隠居した時点で若党は「旦那様」と呼ぶのが通例なのでは、と思いました。
原作を読むと、主人公は「若旦那様」と呼ばれており、父親は「当主」と表現されています。これにより、主人公が城勤めをしている当主ではない可能性が浮かび上がりました。
したがって、質問は以下のとおりです。1)若党が主人公を呼ぶ際には「若旦那様」が正しいのでしょうか。2)「当主」は主人公か父親か、どちらなのでしょうか。3)若党が主人公を「旦那様」と呼ぶ場合、父親は何と呼ぶのが正しいのでしょうか。
藤沢周平原作の『小川の辺』という映画を見て、疑問を感じました。
江戸時代の物語です。主人公は架空の海坂藩の武士(三百石)で城に出仕していますが、父親は存命で同じ家で暮らしています。そして幼少期よりその家で育った若党がいます。主人公には実の妹がいますが、男の兄弟の有無はわかりません。
問題は、主人公がその若党から「若旦那様」と呼ばれていたことです。
城に出仕しているのは父親ではなく主人公ですので、父親が隠居した時点で若党は「旦那様」と呼ぶのが通例なのでは、と思いました。
後ほど原作を読んだところ、やはり主人公は「若旦那様」と若党から呼ばれており、さらに主人公の父親は地の文において「当主」と書き表されておりました。そこでまた疑問が生じました。この場合、城勤めをしている主人公が「当主」だと今まで思っていたのですが、間違いだったのでしょうか。
そこで質問です。この映画や小説の場合は、
1)若党が主人公を呼ぶ際に用いるべき言葉は、「若旦那様」で正しいのでしょうか。
2)「当主」は主人公、父親のどちらでしょう。
3)若党が主人公を「旦那様」と呼ぶのが正しいのなら、その父親のことは何と呼ぶのが正しいのでしょうか。「大旦那様」、あるいは「ご隠居様」のどちらかなのでしょうか。
どうかよろしくお願いします。
お礼
お忙しい中、回答を寄せてくださったことに感謝申し上げます。 >出仕している主人公が当主で、父親は隠居と考えられますので、主人公を旦那様、父親をご隠居様と呼ぶのが正しい 回答はすぐに読んだのですが、私自身の解釈とほぼ似ていたため、もう少し別の回答があるのではと、少し待っていたため、本日の御礼となりました。家督相続願いの件や隠居願い提出の件は知りませんでしたので、たいへん参考になりました。 またその時代には本来なかったはずの梅の品種の件は、おもしろく思いました。今となっては小説の作者が単に勘違いをして、出版社の担当者が気付かなかったのか、それともこんなことは先刻承知の上で「若旦那」を用いたのかは分かりませんが、歴史「小説」ではあまり用語にはこだわらないほうが良さそうだと思うようになりました。 遅ればせながら御礼申し上げます。