必要性

質問

21日に、レ・ミゼラブルを見て来ました。ストーリーが腑に落ちないことばかりでＢ級映画だと思っていたら、映画を見た人は大絶賛！

みんな違う感じ方を持ってるから仕方ないけど、疑問だけでも、解決したい！お願いします。

・主人公は、パンを盗み、脱獄に失敗して刑期19年になった。妹の子の為にパンを盗んだ だけで19年とか言ってるけど、逆恨みにしか聞こえない

・仮釈放されて仕事が見つからなかったとしても、銀製品を盗んだ。盗み癖有り
・銀製品を盗み、警官に捕まるが神父さんに助けてもらう。これによって正しい心に入れ替えて頑張ると決意するけど、仮釈放の書面状を破り捨て逃亡。逃亡癖有り

・まだ気になることはあるけど、１番気になるのは、バリケードの必要性。
ゲリラ戦で良かったんじゃない？それに、大砲撃ってるのに物凄い近い距離で撃ち合ってるし…

原作は読みたくないけど、疑問は解決したい！お願いします。

回答No.2

noname#205752

私もレ・ミゼラブルを観ました。
原作は読んでいないのですが、質問者さんの疑問を観て自分も知りたいと思ったので少し調べてみました。
私の個人的な意見も含むので参考になるかわかりませんが…

・主人公は、パンを盗み、脱獄に失敗して刑期19年になった。妹の子の為にパンを盗んだ だけで19年とか言ってるけど、逆恨みにしか聞こえない
・仮釈放されて仕事が見つからなかったとしても、銀製品を盗んだ。盗み癖有り
・銀製品を盗み、警官に捕まるが神父さんに助けてもらう。これによって正しい心に入れ替えて頑張ると決意するけど、仮釈放の書面状を破り捨て逃亡。逃亡癖有り

この三点についてです。
レ・ミゼラブルの舞台はフランス革命の後半のようです。
フランス革命は1789年から始まり、主人公のジャン・バルジャンが仮出所したのは1815年。
当時のフランスでは身分分けがされていて、国民のほとんどは第三身分（第一身分は聖職者。第二身分は貴族）で税金などの負担で苦しい生活を送っていました。
その中でも仕事があるのはほんの一握り。しかも仕事に見合った給料はもらえなかったようです。
コゼットのお母さんをはじめ、工場で働いている人は仕事のない時代で働ける運の良い人だったと思われます。
ジャン・バルジャンのような第三身分では生きるために盗み、逃亡などなんでもしていかなければならなかったのでしょうね。
妹の子のためのパン１つも得られない、パン１つで19年刑務所で過ごさなければならない、そんな時代だったのです。
そんな中でもジャン・バルジャンが貧困の中でたくましく行きているということを表すシーンだと思います。

前半の主人公の行動と気持ちをまとめると、

パン１つで逮捕→19年真面目に刑期を終えて仮釈放→だが仮釈放の罪人への仕事がない・食べるものがない・お金がない→行き倒れになっているところを神父さんに助けてもらった。後ろめたい気持ちはあるけれど、お金のために銀製器を盗み、捕まった→神父さんは銀製品を盗まれたにも関わらず許してくれた。自分は神父さんが救ってくれた事に感謝をして心を入れ替えねば→その為には罪人という肩書きは負担になる。身分を隠して生きなければならない→仮釈放の書面を破る

ということになるのではないでしょうか？

・バリケードの必要性。
ゲリラ戦で良かったんじゃない？それに、大砲撃ってるのに物凄い近い距離で撃ち合ってるし…

これについては、実際にあった話のようです。
劇中では1832年と表示されていましたが、フランス革命７月革命（1830年）のことのようですね。
七月勅令（国内の不満を逸らそうとして失敗。自由主義者が議会を強制的に解散させ、選挙権を大幅に縮小する勅令を出した）のために学生・労働者をはじめとしたパリの民衆がバリケードを築いたそうです。
もともと民衆は政治体制に不満があり早く勅令を撤回してほしくてバリケードを築いた（戦いが目的ではなかった）ので、政府が早めに撤回していれば戦いに発展しなかったんじゃないでしょうか。

あまりうまくまとまっていなくてすいません。
疑問解決の参考になれば。

参考にしました↓
・レ・ミゼラブルの時代背景（http://www.d9.dion.ne.jp/~natsukon/haikei.htm）
・Wikipediaーフランス革命ー（http://ja.wikipedia.org/wiki/フランス革命#.E9.9D.A9.E5.91.BD.E6.9A.A6）
・Wikipediaーフランス七月革命ー（http://ja.wikipedia.org/wiki/フランス7月革命）

回答No.1

lelelele

すみません。
最初の３点は、あなたの感想にしか読み取れませんが質問ですか？

>逆恨みにしか聞こえない
貴方にそう聞こえるのであれば、そうですね。

>盗み癖有り
貴方がそう思うのであれば、そうですね

>逃亡癖あり
貴方がそう思うのであれば、そうですね。

『レ・ミゼラブル』は善人を描いた物語ではありません。
名もないみじめな人生を送った人々の物語です。
また、B級と思うか、名作と感じるかはその人です。

>バリケードの必要性
　これは、作り話ではなく、パリで実際に起きたことです。
バリケードを作ったは、フランスの地形と戦いの歴史にあります。
フランスは、国土のほとんどが平坦な土地であるため、
砦を築いてて戦いました。
彼らは、パリの中心でバリケードを築いて、
フランス革命のときのように、民衆全てがこの戦いに参加してくれることを望んだのです。
まあ、結果映画のとおり失敗に終わったんですけどね。