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ハウルの動く城についての疑問
ハウルの動く城、見ていてつまらなくはなかったのですが、見終わってみて「???」と疑問に思うことがいくつもありました。 途中まではなんとか話を理解できていたつもりだったのですが、ソフィーがハウルの過去に飛んだあたりから意味不明になり謎のまま終わってしまいました。 終わってみてまず思ったことは、 ソフィーは90歳のお婆ちゃんになったはずなのに、途中で何度か若返ったり、おばさんになったり、お婆ちゃんになったり・・・コロコロと姿が変わってたのはなぜでしょうか? ソフィーにかけられた呪いはいつの間にか解かれていたのはなんででしょうか? ハウルの過去に行くシーンの意味はなんなのでしょうか?その後、鳥の姿のハウルが死んだような顔で突然ソフィーの前にあらわれたのは過去のシーンに関係あったのでしょうか?この辺は意味がさっぱりわかりません・・・。 ハウルはサルマンに「戦争に協力はしない」と言ってサルマンを敵に回し、狙われているのに、なぜハウルは戦場に行ったのでしょうか?何をしていたのでしょうか? エンディングでは、カブが隣国の王子様で戦争を終わらせに帰り、ハッピーエンドを覗き見していたサルマンも戦争を終わらせましょうと言って終わってしまいましたが・・・なんかあっけなく戦争も終わってしまったし・・・結局この話はハウルとソフィーのラブストーリーでしかなかったのでしょうか? けっこう人気のある映画だし、話題になっていたしで、「?」なところもよく考えれば「深い内容」なのでしょうか??考えても内容が理解できないのでどなたか解説お願いします。 原作は読んでないのですが、結局は原作をたった2時間ちょっとでまとめるのが難しかったのかなって思ってしまいます・・・。みなさんはこの映画どう思いますか?
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>ソフィーの姿が変わってたこと ハウルと最初にお花畑に行った時、 ソフィーはほとんど全て若返っていたのに、 「わたしなんかどうせだめだ」という展開になったとたん おばあちゃんにもどりました。 詳しいことはよくわかりませんが、ソフィーの自分に対する弱さとか 自信が持てないことに対して「老婆」という呪いが 掛かっているのかなあ、と思いました。 だからハウルのことに一生懸命になっていたり、 希望を持っているときは若返るのではないでしょうか。 また眠っている時戻っているのは、 やはりその時は弱気とか自我がないからでしょうか。。。 >呪いがいつの間にか解かれていたこと ハウルを愛してなんとかしなきゃいけない責任感や自信がついたから、 だと思います。 >ハウルの過去に行くシーンの意味、その後鳥の姿のハウルがソフィーの前にあらわれたこと 過去に行ったのはおそらく カルシファーとハウルの契約の秘密を知るためです。 ハウルがカルシファーを呑んで、カルシファーはハウルの心臓を得て 体外へ出てきて契約を結んだので、 カルシファーから心臓をハウルに戻せば契約が解けるということです。 その時の過去のハウルは契約時に現れたソフィーの姿を 訳がわからないながらも覚えていて、 ソフィーが「未来で待ってて」と言い残したのもあり 将来ソフィーがこの契約を解消しに来るのをうすうす知っていた、と。 ハウルが過去から帰ってきたソフィーの前に現れたのは、 守っていた街の家からソフィーが城を壊して移動したことから、 守る必要がなくなって帰ってきたところ (ノブを回しドアが変わるだけで結局全ての場所に城が存在しており、 街の家が爆撃を受ければ荒地に居ても影響がある?のかな? 城を壊した必然性はこう考えないと私はわかりません) +そろそろ変身しすぎて戻れなくなるので契約を解く必要があり、 +ちょうどソフィーが過去へ行って来たところだったのを気づいた? などだと思います。 >ハウルはサルマンに狙われているのに、戦場行き何をしていたか 戦争の状況を見に行ってこの世の無常や無力感を味わうため? 人を殺す飛行船に邪魔もちょっとしていたようですし、 魔法使いの変身した怪物と戦うのは「サリマン先生の下っ端の下っ端」 ということなのできっとサリマンまでは連絡が行かないのでしょう。 >結局この話はハウルとソフィーのラブストーリーでしかなかったか 私は見るの2回目だったんですが、 今回は「ものすっごいふつうにラブストーリーだなあ・・・」 と思いました。 ただそれって普遍的にとても大変なことですよ。 自分に破滅的に自信がなくておばあちゃんにされちゃった子が 自信つけて美形をゲットしちゃうし、 臆病者で逃げていて世界を斜に見てた人が たいしてかわいくもない女の子を美しいと思いもう逃げないと行動し、 ばらばらだった孤独で奇妙な人たちが家族になるし。 >結局は原作をたった2時間ちょっとでまとめるのが難しかったのか それは結構否めないなーと思います。 私も原作読んでないですけど、 はなしのあちこち都合よく折り畳んでる感じですね。 あちこち甘くほころびているというか。。。 でもやっぱりハウルの魅力になんとなく負けます。
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こんにちは、人によって解釈は異なると思いますが・・・。 >のろいがいつの間にか解かれていたこと はじめにお城に入ったとき、カルシファーと約束しましたよね。 ハウルとカルシファーの契約の謎を解いたら、ソフィーの呪いを解いてあげるって。 最後にハウルに心臓を返すことで、カルシファーの約束を守りました。 だからカルシファーの力で呪いが解けたのです。(原作ではこうなっています) ちなみに映画では触れられていませんが、ソフィーにも魔力があります。 それはことばをかけることで、命を吹き込むといったようなものです。 だから「カルシファーが千年も生きますように」と言葉をかけていたんです。 ハウルに心臓を返し、なおかつカルシファーも助けることはソフィーにしか出来なかったでしょう。 >鳥の姿のハウルが死んだような顔であらわれたこと これは、カルシファーに水をかけてしまったことで力が弱くなってしまったのが原因だと思います。 カルシファーとハウルは心臓を共有しているので、カルシファーが死ねばハウルも死ぬのです。 原作はとてもおもしろいのですが、登場人物が多すぎて、頭がごちゃごちゃしてくる人もいるはず。 映画は人物を大きく減らし、家族愛、ラブストーリーも盛り込んでいるので、これはこれで好きです。
お礼
回答ありがとうございます。 原作ではカルシファーが呪いを解いてくれてたんですね~。原作も読んでみたいけど、読書は苦手なので挫折しそうです^^; 私もこれはこれでけっこう好きです^^
- batakodesu
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分かるところだけ。 >ソフィーは90歳のお婆ちゃんになったはずなのに、途中で何度か若返ったり、おばさんになったり、お婆ちゃんになったり・・・コロコロと姿が変わってたのはなぜでしょうか? 映画が公開された時に、監督の宮崎さんのお話があったのですが、それによると、ソフィーの外見は彼女の心の年齢に影響を受けてくるくる変わっているようです。 ソフィーが、くじけそうだったり落ち込んでいるときは年寄りに、頑張っている時は若くなります。 >ソフィーにかけられた呪いはいつの間にか解かれていたのはなんででしょうか? 最初の質問と同じです。 ソフィーは、自分で魔法をはね返しました。 >ハウルはサルマンに「戦争に協力はしない」と言ってサルマンを敵に回し、狙われているのに、なぜハウルは戦場に行ったのでしょうか?何をしていたのでしょうか? 戦争をやめさせようと、武器を壊してまわっていたのではないでしょうか。
お礼
回答ありがとうございます。 ソフィーの外見は心の年齢に影響してコロコロ変わってたんですね~。 でもなんで最後まで髪が白いままなんだろう・・・でもハウルとハッピーエンドになって自分に自信が付いて強くなったし、よかったですね。疑問は多いけれどけっこう胸キュンなストーリーで私は好きでした。
お礼
詳しい解説ありがとうございます。 わかりやすく、読んで「あ~そうなのか~」ってスッキリできました^^ 話の内容は意味不明なとこが多かったけれど、なんかハウルに胸キュンしちゃって、けっこうおもしろく見れました^^