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三相誘導機による負荷特性実験についてです。
入力周波数と出力電圧を一定にし、発電電流を変化させて実験を行いました。すると発電電力が上がるにつれ、入力電流が一定になるのは周波数と電圧が一定なことからわかるのですが入力電力が上がっていくのがイマイチ理解できません。W=VIの公式はこの場合関係ないのですか?あと発電電力が上がるにつれ、回転数が下がるのですが、ファラデーの法則で考えたらおかしくないですか?発電電力が上がるということは磁束を切る本数が増える、すなわち回転数が上がるという認識だったのですが、この考えは間違ってましたか?長い質問になりましたが教えてください、よろしくお願いします。
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- ninoue
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三相誘導機の動作原理の理解が不足しているようです。 三相誘導機の負荷特性:負荷トルク、滑り、ローターに発生する滑り周波数の電圧及び電流、1次側から見たローター側の等価回路、入力電流、入力電力、入力力率などの関係を再度復習してください。 W=√3*VIcosφ の関係が成立している筈です。 入力電流及び力率は、負荷トルク(この実験の場合、誘導電動機に直結されている発電機の発電電力)が変化するにつれて変化します。 発電電力が上がるにつれ、負荷トルクが増し、電動機の滑りが増し、ローター内部の滑り周波数の電圧及び電流が増し、1次側の回転磁界との間で発生するトルクが増加し、ローターの滑り電力は1次側入力に反映され、電動機の入力電力が増していく関係となります。 以下の資料を参照下さい。 http://www.jeea.or.jp/course/contents/07122/ 三相誘導電動機の回転原理 http://www.jeea.or.jp/course/contents/07115/ 誘導電動機の速度ートルク特性の見方
- EleMech
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>入力電力が上がっていくのがイマイチ理解できません。 出力電力が上がるという事は、発電機も変圧器と同じなので、入力電力も増えます。 S1 = S2 >発電電力が上がるということは磁束を切る本数が増える、すなわち回転数が上がるという認識だったのですが、この考えは間違ってましたか? 発電機の励磁電流を変化させているのですから、磁束密度が増えているはずです。 出力電圧を一定にしているのですから、回転速度は落ちると思います。 e = -N ・ ⊿φ / ⊿t = -N ・ ⊿αφ/ (⊿t / α)
補足
>出力電力が上がるという事は、発電機も変圧器と同じなので、入力電力も増えます。 S1 = S2 このS1 = S2というのは何を意味しているのでしょうか? 入力電圧V1、出力電圧V2においてV1/V2=α(定数)ということはわかったのですが、これは電力に対しても同じことがいえるのですか?