- ベストアンサー
自然放射線外部被曝 1年間の線量と1時間の線量の差
- 日本で受ける、自然放射線による年間線量、平均1.5mSvのうち、宇宙から0.39mSv、大地から平均0.38mSvという値を元に、1時間あたりの自然放射線の外部被曝量を計算すると、0.0879μSv/hです。
- 各都道府県の、年間自然放射線量の資料から、各都道府県の1時間あたりの自然放射線の外部被曝量は、0.059~0.102μSv/hです。
- ニュースによる比較では、各都道府県の1時間あたりの自然放射線の外部被曝量は、0.025~0.064μSv/hです。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
「はかるくん」は一部の機種しかβ線を計ることが出来なかったと思います。 ガンマ線しか測れなかったと思います。おそらくγ線の量だけを 記載しているのではないでしょうか?
その他の回答 (2)
- drmuraberg
- ベストアンサー率71% (847/1183)
調べて見ると意外と単純な事の様です。 No.1の回答者が指摘されているように、文科省が貸出している「はかるくん」は γ線だけを測るタイプだからではないでしょうか。 β線とγ線の合計を測れるタイプ「はかるくんII」での測定値では無いと思います。 下記URLに宮城県米山高校の加藤先生の測定データが有ります。 http://www.yoneyama-h.myswan.ne.jp/senryouyonekou.pdf データの一つはガイガーカウンタ型RADEX測定器によるβ線とγ線の同時測定、 他のデータは「はかるくん」によるγ線だけの測定結果です。 常にRADEXによる測定値が「はかるくん」より高く、日によっては2倍以上の差が有ります。 これは、質問に有る見積もりの差を十分に説明できる範囲の違いです。
お礼
とても参考になりました。ありがとうございます。
- suiran2
- ベストアンサー率55% (1516/2748)
放射線量の測定は難しい面があるようですね。日本で一番信頼できるデーターは、オーストリアのウイーンに本部がありますCTBTO(包括的核実験禁止条約機関)が群馬県の高崎市にあります日本原子力研究開発機構・ 高崎量子応用研究所(高崎原研)の構内に設置しています日本での固定モニタリングポストと思います。この高崎原研のデーターは公表されませんでしたが、今回の事故で要望によりウイーンの本部からの許可で一部データーが公表されています。 この高崎原研のモニタリングポストは、CTBTOの規定の通り人工建造物の影響を受けないように建物や側溝から離れた平地を選んで地上高1mに5ヵ所設置されています。平常時は0.06μSv/h程度のようです。しかし、同じ群馬県の前橋市の固定モニタリングポストは、3階の建屋の屋上の1.8mに設置されています。平常時は0.03μSv/h程度です。前橋でも高崎と同じ平地の地上高1mで測定しますと平常時は0.06μSv/h程度のようです。 今説明しましたように放射線量の測定は、測定装置の問題、測定場所の問題等を統一して測定しないと意味のないことです。今回各地の放射線量が公表されていますが、目安程度と思った方が良いのではないかと思います。規定通りの装置と測定場所で測定したものではないですから少し値が小さいように思います。また、西日本では東日本の倍近い値のようです。何かの参考になさってください。
お礼
そうなんですね。大変参考になりました。ありがとうございます。
お礼
わかりました。ありがとうございます。