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低線量被曝の害

放射線の低線量被曝について、その害が無いとする主張がたまに見受けられます。 で、その文献的資料で、私が納得できる良いものは有ります? URL引用されてもブツが削除されることが有りますので、短い物ならその全文を、長い物ならその要約をURLと共に書いてもらうと助かります。 現在の一般的な解釈は、低線量被曝の害が無いのではなく、害が有っても科学的観察による証明は困難であるが、諸々のデータからすれば閾値なしの直線性仮説を採用することに合理性があるとして、低線量被曝の有害性が採用されてます。 「害が無い」と統計的手法で結論を導き出すのはほぼ不可能であるのに、それを行ったと主張するのは、嘘だ、とするのが現在の潮流です。 例えば、年間2mSvの被曝が有れば50年で100mSvを超えていきます。 100mSvを閾値として、100mSv以上の被曝で害が出てくるというのであれば、人間50年もしていると放射線の害が出てくるはずですよね。 そこで余計に年あたり1mSvの追加被曝をしていたら、50年で累計50mSvの追加被曝量になる。100mSvに害があるなら150mSvでも同じく人体に害があるということになり、その差の50mSv分だけ有害率が高まる。 そういう年間1mSvの被曝量増加です。(合計3mSv) 明らかに害があるのに、それを害が無いと主張するのは、悪意があるのか馬鹿なのか。 なお、ここの管理人は掲示板管理を通して世論操作でもやってる感覚らしく、主観的に気に入らない投稿を細かい理由を見つけて削除しまくっていますので、管理人の不自然な削除行為があっても気にしないでください。予め注意喚起しておきます。 私が付けた「お礼」や「補足」が消されてるのを見て、私に反感持つ人もたまにおられますが、私の側には全く悪意ないケースが多いですので。よろしく。

みんなの回答

  • rasuka555
  • ベストアンサー率49% (175/352)
回答No.4

No3です。 私は専門家ではないので、逆に回答するにあたっていろいろ調べなおす機会をいただけました。 余談ながら、下手に喧嘩腰なお礼もどうかと。 ちょっと整理しながら。 「年間100mSv」以上では明確に影響がみられる、といった意味です。 そこには閾値があるかないかというようなところは関係なく、 どちらの考えに立っていてもすでに認められている部分です。 そのうえで、ある程度以上、情報の集まっている100mSvと比較して、 それ以下の低線量で閾値があるか、ないかというのは諸説あります。 調べなおしてみましたが、とりあえずのところ、 放射線衛生研究所によって公表されている、長崎の50年間のデータ蓄積が、 評価の元となっている模様です。 http://www.gepr.org/ja/contents/20120116-02/gepr.pdf ただ、影響が「ない」とまで断言するのは乱暴であり、 影響が「ほぼない」としているのがほとんどであるように思われますが。 なお、既にご存知かもしれませんが、 低線量の被ばくに対して諸説あるのは何よりも 「明確にするには大量のサンプルが必要になるため」 明確にしづらいという点から、様々な説が出ているという状況であるということです。 ただ、ムラサキツユクサということは市川先生による論文でしょうか。 こちらですと、調べれば直線性について、20mSv以下の部分は やや疑問を感じさせるところもあります。 よく出回っている情報などでも影響はみられるとしつつ、 その総数が明確になっていないため、 「放射線以外の変異」の可能性を排除しきれていないことかやや疑問だったりします。 ムラサキツユクサは気温が低温であると変異する確率が上がることもありますし、 自然の常としての変異の可能性は0にはなりませんから。 とりあえず、わかりやすくまとめていたのは以下の所です。 http://togetter.com/li/541612

ww_q
質問者

お礼

どうも有難うございました。 またよろしくお願いします。

ww_q
質問者

補足

放射線被曝の期間を1年に取るか一生涯に取るかに関わりなく、件の文献の冒頭にも記載されているがごとくに「閾値なしの直線性」を仮定すれば、低線量被曝の影響の存在性をおのずと認めることに論理的になります。 「閾値なしの直線性」により低線量被曝の有害性を認定すれば、原理的に被曝期間は不定期として扱えます。1年間でも1ヶ月でも、10年間でも100年間でも、被曝量に比例して害が現れる… それが「閾値なしの直線性」というものです。 1年間100mSvを閾値として扱い、それ以下の被曝量では影響が現れないとするのは、「確定的影響」が現れないと言う事であり、しかし「確率的影響」であるところの上記の「閾値なしの直線性」で現れる低線量被曝の影響は存在します。 これが現在の国際的な一般認識です。 また、低線量被曝の「害が無い」と統計的手法で結論を導き出すのはほぼ不可能であるのに、それを行ったと主張するのは、嘘だ、とするのが現在の潮流です。 不可能であると想定される研究をやり遂げた… と主張する人が稀に出てきますが、私が納得するような資料がどこかにあるのか? という質問です。

  • rasuka555
  • ベストアンサー率49% (175/352)
回答No.3

すでに回答もありますが、重要視されるのは「年間の被ばく量」です。 なぜならば、人体というのは常に細胞の死滅と再生を繰り返していますから、 放射線によらず、受けたダメージは余程の影響がない限り抜けていくのです。 年間の低線量についての情報であれば、こちらをどうぞ。 http://www.rist.or.jp/atomica/data/dat_detail.php?Title_No=09-02-03-05 100mSvとしか書かれていないところもありますが、文章を追っていけばわかりますとおり、 「年間」での切り方をしております。 抜粋するのであれば、 『自然放射線に加わる年間100mSv程度以下は「確率的影響がしきい値なく増加線量に比例する」というLNT仮説が、最新知見も考慮の上、採用されている』という一文でしょうか。 恐らく、指摘されていらっしゃる100mSvに関する勘違いについては、 こちらのページから、原文をあたることもできますのでそちらを調べてみてはいかがでしょう。 http://www.denken.or.jp/jp/ldrc/study/topics/20050722.html 一方、参照までに2012年ですが、アメリカのMITの研究でマウスを使っての実験ではあるものの、 自然放射線量の400倍でも、DNAに傷つく、 などといったようなことは起きなかったということがわかっています。 当時ニュースにもなったのですが、記事は見つからなかったので紹介しているブログへのリンクを。 http://oka-jp.seesaa.net/article/277650421.html 一応、以下が原文です、 http://web.mit.edu/newsoffice/2012/prolonged-radiation-exposure-0515.html

ww_q
質問者

お礼

補足の欄にも書いておきましたが、管理人が削除しているかもしれませんね。 削除前に御覧になられることを希望してます。 どうも有難うございました。 またよろしくお願いします。

ww_q
質問者

補足

放射線被ばくに関しては「確定的影響」と「確率的影響」があり、前者は概ね瞬時被曝或いは短期間被曝の影響を指し、後者は長期間被曝による影響を指します。 また、前者は閾値の存在を仮定し、後者は閾値の存在を否定する前提で組み立てられています。 あなたに最初に引用してもらった資料においては、「確定的影響」としての年間線量限度が、その閾値の存在と共に解説されています。年間100mSv程度の被曝量を扱ってます。 一方で「確率的影響」として年間100mSvをずっと下回る限度量を指標として採用してます。 私の質問は、ここではその「確率的影響」についてであり、そこでの低線量被曝の害が無いとする説についての資料を教えてくれ… との質問です。 あなたの回答では、最初から閾値前提で組み立てられてる「確定的影響」では年間100mSv程度の基準があり、それ以下での確定的影響はないと言ってるわけですが、私もそれは理解してますよ。 また、マウスの件はよく知りませんが、一方でムラサキツユクサ等の放射線照射研究によれば、低線量領域における直線性が明瞭に確認できます。 加えて例えば、これ↓なんかどう考えます? http://smc-japan.org/?p=2026 これも生涯被曝として低線量被曝を考えてます。

回答No.1

  100mSvで健康被害があると言うのは、1年間に100mSv被爆した場合です 50年で100mSvは無害です、と言うより50年後の健康状態を被爆によるものは加齢によるものは、その他の有害物質によるものか判別できないのです 日光による日焼けでも、2時間で全身が真っ赤になるような日焼けと2ヶ月かけて全身真っ黒に焼いたのでは健康被害に差がでます   

ww_q
質問者

お礼

どうもありがとうごさいました。

ww_q
質問者

補足

国際基準として各国に採用されているICRP基準では生涯累積線量で評価されています。 また、年間100mSvの被曝まで無害であるとするなら、その説は統計的手法によって否定されてます。つまり、年間100mSvを閾値とする説は科学的に否定されています。 例えばブラジルのガラパリでは自然放射線量が標準よりかなり高めですが、年間100mSv以下です。 しかし生涯線量として100mSvを容易く超えていきます。 このガラパリでは統計的手法によって低線量被曝の害の発症が確認されてます。 この、生涯累積線量100mSv以下の低線量被曝が全くの無害であるとする説がたまに主張されていますが、その根拠となる資料を紹介してください… という質問です。

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