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英語の比較級について
わたしは、高2です。今、学校では比較級を習っています。ですが、中学の時と違って様々な用法があって、使い分けがわからず苦労しています。学校の先生も、「比較級は高校で躓きやすいところだ」といっていました。どうすれば、似たような意味の用法などを覚えることができますか。 良い覚え方などあったら、教えて下さい。 くわしい、回答をお願いします。
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- dddmmgrru
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誰かが回答するだろうと思っていましたが、一週間たっても回答がありませんね。せっかく質問したのに拍子抜けしてやる気をなくされては申し訳ないので、少し思うところを書いてみます。ご期待に添えなければ申し訳ありません。 高校英語での比較級のバリエーションでまずまごつくのは 1. no more than ~ (=not any more than ~)(=only ~) 2. no less than ~ (=as much[many] as ~) 3. not more than ~ (=at most) 4. not less than ~ (=at least) 5. A is no more than C is D.=A isn't B any more than C is D. 6. A is no less B than C is D. あたりでしょうか。 参考書にある記述は、どれも分かったような分からないようなという印象を受けられるかもしれませんね。 特に1.~4.の区別を闇雲に暗記すると、迷った時にそうしようもなくなりますね。 少し前の本ですが、『たたかう英文法』新津信治・里中哲彦著/洋泉社刊(1996.9.7)あたりに「理解して覚える」説明がありました。一部抜粋してみると(同書p57~59): 「He has not more than three girlfriends. このnotはmore than threeの部分を打ち消しているので、「3人は超えない」、つまり、上限が3人ということ。ガールフレンドがいてもせいぜい3人ということになる。1人か2人か3人か。だから、not more than が at least (せいぜい)と同じ意味になる。」 「<no>は、さっきも言ったように、後ろの語を強い感情をこめて全面否定するもんやから、He has no more than three girlfriends. と言うと、more つまり、「超えた部分」が no (全くない) というわけで、きっちり3人。けど、それなら、ハナから He has just three girlfriends. と言うたらええやないかということになりそうやけど、more than を three につける気持ちというのは、口に出して言う前に、three は大きい数やないという判断が先行してくだされとるわけで、ハナから three なんて、大した数やないと思うてるわけですワ。ここが大事・さっきの He is no musician. の例でも確認したように、no は、絶対に違うという主観的な気分をストレートにだす言葉やからね」 といった説明(感想?)が続いて、学習者が紛らわしい表現のそれぞれについて理解して使えるようにという著者の思いが伝わってきます。 残念なことにこの書は現在なかなか手に入らないようです。 大学受験にも必要ですから、ただ暗記していくのではなくてこういった表現の背後にある心理面を知って「理解」すれば、英語の学習も楽しくなって(あるいはつらくない?)くるのではないでしょうか。 参考:http://www.amazon.co.jp/%E3%81%9F%E3%81%9F%E3%81%8B%E3%81%86%E8%8B%B1%E6%96%87%E6%B3%95%E2%80%95%E8%AA%B0%E3%82%82%E8%A8%80%E3%82%8F%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%8B%E3%82%89%E3%82%AA%E3%83%AC%E3%81%9F%E3%81%A1%E3%81%8C%E8%A8%80%E3%81%86-%E6%96%B0%E6%B4%A5-%E4%BF%A1%E6%B2%BB/dp/4896912276/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1309068767&sr=1-1