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このestaとlaの使い分けは? スペイン語
(1)De que es esta silla? と(2)De que color es la caja?という文の訳が(1)このいすは何でできていますか? (2)その箱は何色の箱ですか? なのですが、なぜ(1)はesta sillaで、(2)はla cajaなんですか? もしこの日本語をスペイン語に訳せという問題で、la cajaをesa cajaだと×なんですよね? なぜこの箱の時が指示詞で、その箱は冠詞をつかうんですか?違いがわかりません。 わかりやすく簡単に説明していただけるとありがたいです。すみませんがお願いします。 スペイン語の質問です。
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以前も指示詞と冠詞の御質問をされていたと記憶していますが、 言葉というのは本来文脈あってのこと、日本語訳にとらわれてはダメです。 参考書だから突飛に指示詞や冠詞が出てきますが、細部にとらわれず 会話全体を見てどういう状況かなと考えてみることをお勧めします。 (1)De que es esta silla? おそらく話し手と聞き手の目の前に椅子があります。 指さして 「この椅子、何で出来てるんかなぁ?」 「う~ん、木製っぽく見えるけどプラスチックなんじゃないかなぁ」 そんな会話が聞こえてきそうです。 もし目の前にないのなら 「昨日素敵な椅子買ったんだ」 Ayer compre una silla buena. 「へぇ~、それで、その椅子何で出来てるの?」 Ahi, de que es la silla? …と言うでしょうね。 目のまえにないのに 「へぇ~、それで、この椅子何で出来てるの?」 Ahi, de que es esta silla? といったら文法的には正しい文章でも文脈として変ですよね。 (2)De que color es la caja? こちらは逆で目の前に箱はないのでしょう。 「昨日買った箱探してるんだけど」 Busco una caja que compre ayer. 「何色のやつ?」 De que color es la caja? のような会話を想像します。 目の前に箱があればわざわざ色を聞きません。 でも目の前にいくつも箱があって、聞き手が「これ?それともあれ?」と 聞く場合もありますね。その時は 「これ?何色のやつかな?」 Esta? De que color es la caja? と手に持って聞きなおすかもしれません。 冠詞の概念が日本語にないので難しく、私も未だに使いこなせていません。 多少使い方が異なりますが英語の冠詞についてはいくつか書籍が出ていますので ざっと眺めてみると冠詞を持つ言語を話す人々の頭の中を少し覗くことができます。 私たち日本語話者は冠詞を「それ」と訳したり、一度話題にのぼったことを 次に話すときに使う、などと学びますが、ネィティブスピーカーにとっては 「頭の中の出来事・概念・感覚」に近いもので、場合によって話題の初めから定冠詞を 使うこともあります。 指示詞に関しては私の経験ではおよそ日本語と同じ感覚で使っています。
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- trgovec
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>なぜ(1)はesta sillaで、(2)はla cajaなんですか これは分かりません。話者に近い「この」なので esta がついているというだけです。相手に近い「その」なら esa が、離れたところの「あの」なら aquella が付きます。 そこで定冠詞ですが、日本語には定冠詞がないので指示詞中称 ese/esa も定冠詞もどちらも「その」になってしまうためもし単独の文だけを訳すときに「その」があっても、指示詞か定冠詞かは決められません。 >もしこの日本語をスペイン語に訳せという問題で、la cajaをesa cajaだと×なんですよね 本当に一文だけしかないならどちらかを×にすることはできません。 指示詞はその名の通り相手に「指し示す」働き、「方向に注意を向ける」働きがあります。日本語の「この・その・あの」は本来その働きを持つものです。そのときは指示詞を使います。 しかし日本語でも特に指し示しているわけではなく、「例の」という感じで「その」が付いていることもありますが(これは本来日本語になかったのではないかと思います)そのときは定冠詞を使います。定冠詞は一度話題に出たもの、お互いにどれのことか分かっているものに付きます。 la caja ということは話しの中で一度 una caja と出てきたとか(指示詞がついて esta caja とか esa caja ということもありえます)、話しには出ていなくてもお互いにどの caja のことか分かっているときに付きます。重要なのは距離や方向を相手に伝える働きや話し手の心持ちがないことです。お互いに分かっているものという目印ではあるが相手の “注意を引き指し示す働きはありません”。最低頭の中で分かっていればいいので、お互いがいる場所には caja がないこともありえます。 長文の中の一部だけを訳すのなら、その前を見てどちらを使うのか決めることができます。 定冠詞には他にも用法がありますが、指示詞との関係においてはこんなところです。
- martinbuho
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(1)De que es esta silla? 目の前に(話者の近くに)一つの椅子があります。 色や大きさは聞かなくても分かりますね。 でも材料はよく分からない。従って「この椅子の材料は何ですか?」 (2)De que color es la caja? 箱はたぶん目の前にはなく相手の話の中に出て来たのでしょう。「この箱の色は何ですか」とは普通は聞きませんよね。どの箱を指すかはお互いに分かっているのでla cajaとなります。esa cajaがXになるということはありません。 しかし、定冠詞の使い方の練習問題ならXにされるでしょうね。 >なぜこの箱の時が指示詞で、その箱は冠詞をつかうんですか?違いがわかりません。 esta sillaをla silla とすることも出来ますが、その場合la sillaが目の前にあるとは限りません。お互いに分かっている椅子の話だから定冠詞を使っています。その=esa, esta と言って示した物も二回目に話題にするときはla, elで示すのが習慣です。日本語には定冠詞がないので、いつでも,何回でも「その、この」というか「あなたが話した椅子」というように説明調にせざるを得ません。