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論文への引用の仕方

通信制大学の学生で、今、卒論を書いています。 通学部と違い、指導者がいません。 その分野で高名な先生方の学説を紹介した上で自説を展開しようと考えています。その先生方が、ご高齢で、ご存命なのか、お亡くなりになっているのかわかりません。 普通に考えて、ご存命なら、「○○先生は、△△△といわれている」となり、お亡くなりなら、「○○先生は、△△△といわれていた」となると思うのですが、学部生の卒論でも、このような区別は重要なのでしょうか? よろしくお願いします。

みんなの回答

  • emeny
  • ベストアンサー率39% (79/202)
回答No.10

 まず、表現がまわりくどいです!文献を引用する場合は、例えば「●●氏は、△△△といわれている」や「故●●氏は、△△△といわれた」に言い換えるべきです。つまり、人物の敬称に教授や準教授や講師とつけて書かないのと同じで、“先生”とも書きません。つまり、あなたが敬愛する教授でも実際に教わったり指導していただいた教授以外には先生という愛称はやめましょう。つまり、基本は○○氏という形です。  あなたの書く論文の分野の高名な先生や第一人者の先生は、故人になっていても業績は残ります。学者にとって業績として残る研究をすることに意味があります。つまり、故人の高名な先生も生前は研究活動で第一人者になろうとされたわけです。つまり、故人になったのちに名が知れ有名になることも少なくありません。それは、あなたに直接書くのに必要な問題ではありません。  最後に、故人でも生存している人物でも引用方法は変わりません。  後は余談ですが、文献調査で孫引きしたことはありませんか。本のさらに参考文献になっている書籍があります。その本を読むことも、その分野の概念や書き方を学ぶ上で重要です。まず、著者・書籍名・出版社・発行年数・内容の要約・自分のコメントを大学ノートに書く事を勧めます。それは、図書館で借りた本には期限があり、メモを取る事で必要な箇所を抽出できます。論文は、12000字から20000字が通常で、原稿用紙30枚から50枚です。論文には、タイトル・学籍番号・氏名・要約・序論・本論(第1章 1節 2節 3節 第2章 1節 2節 3節 第3章 1節 2節・・・)・結論・謝辞・参考文献の順に書きます。  

noname#7049
noname#7049
回答No.9

 何度も補足で失礼。  引用で下げる場合は、一文字ではなく、二文字にしている人もいるようで、二文字を原稿用紙の規則としている説明もあるようです。このごろは、ワープロの発達と、学術誌の紙幅の都合などで一文字がかなり流通しておりますから(二文字下げると、無駄に空間を取りすぎる)、これも確認してください。

noname#7049
noname#7049
回答No.8

 忘れていました。 >引用の場合は、一字一句そのまま、句読点までそのままでないといけないんでしょうか? たとえば、引用元の文章が縦書きで「△△△、右事実に基づいて、□□□」とあるのを、自分の論文は横書きにしていて、これをそのまま引用すると、△△△は右ではなくて、上にきます。この「右事実に基づいて」の「右」は場所の右のことではないのでしょうか・・・?  引用は、改変してはいけません。右とか上とか、そういう判断はしなくてもいいのです。ただ、引用が長文にわたり、途中を略したりすることがあると思います。その場合は、たとえば、( )などをつけて主語を補ったり、何についての話題かをあなたが解説する必要があります。そのときは、その解説文に続けて、筆者注などと断り書きを書いてください。気になるのであれば、典拠が縦書きであることを、右記の下あたりにでも、注記すればすむことです。他のところであなたの質問を見ましたが、その際、数字等を勝手によこ書き用に算用数字に直すことも感心しません。しかし、書くときにどうしても不都合であれば、凡例(はんれい)として、あなたの引用方針を断っておくことです。とにかく説明してください。黙って改変しなければいいのです。  >引用で用いたのか、要約で用いたのかの違いは、どのように示すのでしょうか?  人によって多少方法が違いますから、まずは周辺の論文を探すことを薦めます。引用は、カギカッコ「 」でくくったり、引用文すべてを、本文より一段下げて(タブ設定です)書くなどの方法があります。そして、何の本の何ページとしっかり書くことです。 要約については、カッコでくくったり、一段下げるのは変です。「○○氏の所論を、要約すると・・・」と書けば誤解がないでしょう。引用の場合でも、「引用すると・・」とか、「引用文は、どこどこの本・・」と書いてもかまいません。  それから要約の場合でも、根拠となった論文は書くことです。本の場合は、その本の第何章の何節を根拠としているというように書いてください。あとから、論文を見る人が追跡調査できるように書くのがルールです。それ以外に、細目はありません。

noname#7049
noname#7049
回答No.7

>ありがとうございました。 ご高名な先生方が執筆した論文では、他の同レベルの研究者のことを、「○○教授」「○○助教授」と書き、目下の研究者のことを「○○氏」と書いています。呼び捨てにしている論文のほうが少ないです。  それまた、厳密なこと・・。肩書きは、間違えると大変失礼ですので気をつけてくださいね。とくに教授に昇進したのに助教授なんて書かれるとかなり怒られそうです。また肩書きを分けているのが一般的かどうか、少し注意した方がいいですね。というのは、高名な先生(つまり、その道の偉いさん)だからこそ、教授と助教授と氏とを使い分けても文句が来ないとも考えられます。また年輩の方は、肩書きを分けて書く傾向がありますが、若い研究者はたぶんそこまで分けていないように思います。法律関係は知りませんが、おそらく研究のスタイルが、高名な先生の時代とは少し変化してきていると思います。  院生や学部生が書くときには、教授や助教授といった身分の使い分けは、却ってとても失礼になる可能性があります(私も法律関係は知りませんから、可能性ですよ)。肩書きや呼び方に関しては、もう少し他の人の論文も参照してみた方がいいですよ。 >私は「○○教授」と書こうと思っています。    引用する論文が、その高名な先生のもののみでしたら、それでいいと思いますが、複数の人の論文を引くと肩書きは不明になってくると思います。また退官されていたすると、教授ではありません。その場合は、博士号をお持ちだと思いますので、○○博士という言い方も出来ます。ただし文系は、昔は高名な学者でも博士号を持っていない人が結構おりますから、確認だけはしてください。  ・・・・むぅ~~~。なかなか面倒くさいですね。こういうことを考えると、呼び捨てにするというやり方は、確かに理にかなっておりますね。混乱しそうな場合は、「氏」で統一して良いと思います。それで失礼にはならないはずです。 >○○先生は、特別な場合に用いられるとのことですが、どのような場合でしょうか?  特別という言い方をしたので意味ありげになりましたが、学生が学会発表するときは、○○先生でもいいのです(あるいは氏)。学生から見れば、周りはすべて先生ですから。理科系のお話が3さんよりありましたが、文系では、論文中では呼び捨てでも、学会発表の場で呼び捨てにはしていけません。大変失礼となります。  それから、論文中でも、一定の経緯をこめて○○先生と使うことはできます。ただ、この○○先生は、不自然なまでの尊敬の意味を読みとることも出来ますので、やたらと使用回数が増えると変なのです。考えても見てください。たとえば、論文中に、5人の先生が出てくるとして、その方々すべてに○○先生と付けるのも、もって回ったようでおかしいです。これは感覚的なことです。過剰な敬称もおかしいのです。その道の押しも押されぬ大家・・誰でも知っているような学者・・に対して、○○先生とちらっと書くのであれば可ということです。しかしそれは、具体的に論文を実際に見てもいないのに適切か不適切か言えません。  あとは、門下などが、死んでしまった大先生を追慕しつつ「追悼記念論文集」などを書く場合は、先生を使います。  謝辞のところでは、いくら先生を使っていただいても結構です。論文中で、氏と書いても、ここは学恩に感謝するところですので、先生と書くのが普通です。 (場合によっては、卒論で謝辞なんて必要ないとおっしゃる先生もあるかもしれませんけどね、ちょっと聞けそうでしたら聞いてみてください。)

noname#7049
noname#7049
回答No.6

 すみません、4と5、二重投稿になってしまいました。人の名前に関して、3さんよりご注意がありましたが、文化系(といってもいろいろある)は、必ずしも呼び捨てではありません(評論等でも呼び捨てが普通ですから、ちょっと違和感を覚える人もいるかもしれませんが・・)。○○氏という言い方も普通にあります。○○先生は、特別な場合にだけ用いられますが、これは今の場合無視して良いでしょう。  何本か関係論文を読んでみてください。そこで○○氏と言っていたら、それでいいのです。呼び捨てにしていたら、そうしてみてください。これについては、絶対的な決まりはなく、多数派がどちらかということになると思います。自分の関係の学問分野はどうなのか、ですね。卒論でも、研究史がざっと押さえられる程度、やはり20~30本は通常論文が必要になりますが、研究分野によっては、それより多いことも少ないこともあります。先行研究の多い分野は、必然的に押さえる論文が増えるのは必然です。  なお、「先学(せんがく)」という言葉がよく論文に出てくると思います。これは、もともと死んだ人に対して使う言葉ですので、生きている人には使ってはいけません。ですから死んだことが確実な人(笑)にのみ使いましょう。誤用が多く、ある種の辞書にももう元の意味は載ってはいませんが、機嫌を損ねてしまわれる場合があります。

-chirs-
質問者

お礼

ありがとうございました。 ご高名な先生方が執筆した論文では、他の同レベルの研究者のことを、「○○教授」「○○助教授」と書き、目下の研究者のことを「○○氏」と書いています。呼び捨てにしている論文のほうが少ないです。 私は「○○教授」と書こうと思っています。 ○○先生は、特別な場合に用いられるとのことですが、どのような場合でしょうか?

-chirs-
質問者

補足

法学部法律学科です。すみません。最初の質問文に書いておくべきでした。

noname#7049
noname#7049
回答No.5

 こんにちは。  他の方も言われているように、ご存命かどうかは、論文では関係ないです。言っている事実だけを書きますから、「言われている」でいいのです。逆に「言った」とか「言われた」は特別な場合(古くからの研究史の展開を概観するなど)をのぞいて不自然になります。  それから、高名な先生のご発言を書く場合、引用と要約とがありますが、いずれも根拠となった論文なり、著書をあげなくてはいけません。論文中に注釈番号をつけ、末尾(一般的に末尾につけることが多いです)にその詳しい注釈をつけて、何の本の何ページというように。出版年、出版社など、一定の執筆の決まりがありますから、他の論文の体裁をまねられると良いです。その際、お手本にするのは、あまり古い論文は薦めません。注釈の付け方が出来ていないからです(昔は、細かい論拠を書くスタイルが確立していなかった)。  

noname#7049
noname#7049
回答No.4

 こんにちは。  他の方も言われているように、ご存命かどうかは、論文では関係ないです。言っている事実だけを書きますから、「言われている」でいいのです。逆に「言った」とか「言われた」は特別な場合(古くからの研究史の展開を概観するなど)をのぞいて不自然になります。  それから、高名な先生のご発言を書く場合、引用と要約とがありますが、いずれも根拠となった論文なり、著書をあげなくてはいけません。末尾に注釈をつけて、何の本の何ページというように。出版年、出版社など、一定の執筆の決まりがありますから、他の論文の体裁をまねられると良いです。その際、お手本にするのは、あまり古い論文は薦めません。注釈の付け方が出来ていないからです(昔は、細かい論拠を書くスタイルが確立していなかった)。  

-chirs-
質問者

お礼

ありがとうございます。 お礼のところで質問を書くのはマナー違反なのかもしれませんが・・・。 >引用と要約とがありますが 引用の場合は、一字一句そのまま、句読点までそのままでないといけないんでしょうか? たとえば、引用元の文章が縦書きで「△△△、右事実に基づいて、□□□」とあるのを、自分の論文は横書きにしていて、これをそのまま引用すると、△△△は右ではなくて、上にきます。この「右事実に基づいて」の「右」は場所の右のことではないのでしょうか・・・? 引用で用いたのか、要約で用いたのかの違いは、どのように示すのでしょうか? 質問ばかりして申し訳ありません。

  • naomi2002
  • ベストアンサー率44% (478/1075)
回答No.3

その先生が過去に執筆出版された文献を引用すれば良いのではないでしょうか。 そうすると、必ず過去形になります。 私は理系の者なので、文系の論文の書き方はわからないのですが、他人の知見や考えを自分のものと明確に区別して書くことは、文系・理系を問わず重要だと思います。(その区別が不明瞭な場合、盗作の疑いをかけられる恐れもあります。)したがって、他人の知見や学説を引用する場合は、必ず出典を示す必要があると思います。その際、出典は専門雑誌に投稿した論文や、単行本など、印刷公表されたものを示すのが普通です。同じことを繰り返し述べている場合には、代表的な文献を一つ示せば十分です。 引用文献の表示の仕方にはいろいろなスタイルがあります。過去の卒業生の卒論などを参考にして、まずどんなスタイルで書くかを決められてはいかがでしょうか。 過去の卒論は大学の図書館などにあるはずです。 また、学問的な文章の中では、人の名前は、たとえ恩師といえども苗字を呼び捨てにするのが普通だと思います。学会発表の場合でも同じです。唯一の例外が「謝辞」です。 単行本などでは、恩師を呼び捨てにする無礼を、前書きなどで予めお詫びしている例も見たことがありますが、必ずしも必要ではないと思います。 以上は専門雑誌に投稿する論文や、博士・修士論文の場合ですが、卒論の場合、どの程度「論文」としてのスタイルを取る必要があるのか、私にはよくわかりません。大学によって、また専門分野によっても違うかもしれません。私が言ったような正式の「論文」のスタイルにすべきなのか、あるいはレポート的なものでよいのか、それによって書き方が違ってきます。その意味でも、過去の卒業生で同じ分野の人の卒論を一度は見ておいたほうが良いと思います。

-chirs-
質問者

お礼

ありがとうございました。優秀なゼミ論が図書館にあるので、それを読んで参考にします。

  • blastma
  • ベストアンサー率52% (402/768)
回答No.2

「いわれている」と「いわれていた」については、それを唱えている方が、 現在生きているかどうかは問題ではありません。 つまり卒論といえど、論文は一旦でてしまえば、その内容が否定されない限り、存続します。 例えば10年後にその論文を見た場合に、その唱えた方が死んでしまっても、 論文は「いわれている」とかかれていますね、訂正することはありません。 さて「いわれていた」と書くと、今はそうではないという否定になっています。 結局文章としては次のようになってしまいます。 「AはBであるといわれていた。が、現在ではAはCであるといわれる」ということです。 また「いわれていた」でも「いわれている」でもどちらでも、 これははっきりした根拠のないことをさす、いいまわしになります。 ついでにもう一言。 一般的な学術論文では、決して、「○○先生」という言い方はしません。 「○○によれば(よると)、△△△としている(されている)」という書き方が一般的と思われます。

-chirs-
質問者

お礼

ありがとうございました。本格的な論文を書くのは今回の卒論がはじめてで、わからないことばかりです。 一般的な書き方になるように気をつけます。

  • fukutora
  • ベストアンサー率35% (6/17)
回答No.1

卒論の場合は、自説が重要ポイントですので、 あまりこの点に気を使わなくても良いと思います。 通常、既存の学説を引用する場合は、 ~氏により提唱された~は、・・・ (大学名などを入れたほうが分かりやすい場合は、名前の前に入れる) とゆうところで良いのではないでしょうか。 論文の最後に、参考文献として引用した学説が載っている書籍名を挙げておけばよいと思います。 がんばってください。

-chirs-
質問者

お礼

ありがとうございました。やはり自説が大事なのですね。学会の動向や判例のまとめにならないように気をつけます。

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