- ベストアンサー
説明変数に対数を使う理由は?
計量経済の重回帰分析で、「n年度の一人当たりGDPの成長率」を被説明変数とし、説明変数として「n-1年度の一人当たりGDPの成長率の自然対数」+「(n-1年度の人口成長率+0.05)の対数」を置いている回帰式がありました。 これについて、質問なのですが、 (1) なぜ「自然対数」なのか、普通に「成長率」そのままではなぜだめなのでしょうか? (2) なぜ人口成長率に0.05を足しているのでしょうか?
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
生データを見てないので,正確なことは言えませんが・・・ データの分布が対数正規分布のとき,データの対数を取れば,正規分布となり,回帰の前提条件(データが正規分布)に従うことになります。 >人口成長率に0.05を足しているのでしょうか 0.05でなくても良いのですが,分野によって,慣用的数字があると思います。 これを足すのは,対数を取ると,0のとき,log(0)が計算できないからです。 0のときでも計算できるように,一種のダミーとして,小さな数字を加えます。
お礼
なるほど、よく分かりました。ありがとうございました。