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中国語「一(yi)」の声音、空白について質問です
- 中国語の表記における「一」の声音と空白について質問があります。特に、数字の「一百」や「一千」といった場合に空白の有無が異なることに疑問を持っています。
- さらに、101を表すピンインの表記も疑問です。なぜ「一百零一」といった表記になるのか、そして「一千零一十」ではなく「一千零一」という表記になるのかがわかりません。
- ネット上のサイトでもピンインの表記が一定ではなく、法則性がつかめないようです。中国語に詳しい方に教えていただきたいです。
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ピンインの間の空白の有る無しについて何か決まった法則があるとは聞いたことがありませんし、そもそもそんなことは気にする必要はありません。 理由のひとつは、ご質問の例ではピンインの間に空白があるとないとで発音が変わることはないからです。 ピンインのアルファベットの間を明確に区切る必要があるときは空白ではなくアポストロフィーを使って区切ります。もう学習済みでいらっしゃるかもしれませんが、まだの場合はまもなくそういう例が出てくるかと思います。 もうひとつの理由は、実際に中国語の文章を書くときにピンインで書くことはまずないからです。 学習の際の練習の一環としてピンインで文章を書くことはあるかもしれませんが、普通は漢字を使って書きます。日本語の文章をローマ字で書くことが普通はないのといっしょです。 ですから、ピンインの文字の間を空ける場合の法則は作られていないと思います。 また、1010の発音のご質問ですが、教科書的には質問者様のおっしゃるように「yi4shi2」が正しいと思います。 テキストの執筆者が「1001」=「一千零一」=「yi4 qian1 ling2 yi1」の発音に引きずられて間違えたのかもしれませんね。 ただ、私なら「yi4 qian1 ling2 yi1 shi」(最後のshiは軽声)と読んでしまいそうです。 中国語ネイティブの方、実際にはどう発音されますか?
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- cubics
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ピンイン表記については、著者が初心者の方にわかりやすいように意味でまとまる部分を付けて、切れ目に空白を入れているだけではないかと思います。 > 「yi4qian1 ling2 yi1shi2」(一千零一十) 基本的に、数を言う場合は「一」は第一声(yi1)です。 ですから、「一百一十」は「yi1bai3yi1shi2」となるのですが、ここで「百」から上の位取りを表す数字が微妙になってきます。 wawa37さんのおっしゃるように、大きな位取りの数は数と言うよりも量詞のような意味を持っています。 ですからwawa37さんのおっしゃるように「両千」というけれども「二十」であって、「両十」ではないとなります。 「百」が難しいところです。教科書では「二百」を使うように教えていますが、民間では「両百」という場合がけっこうあります。 「二百」を使うようにと言いながら「一百」は「yi1bai3」ではなくて、実際は「yi4bai3」になります。 ですので、「一百一十」は「yi1bai3yi1shi2」にはならずに、「yi4bai3yi1shi2」になります。 「一百一十一」は「yi4bai3yi1shi2yi1」が、教科書としては正しいことになります。 まあ、この場合「一十一」の部分は3音節なので、「十」が軽声化して「yi4bai3yi1shi0yi1」が正しいと思われます。 (なお、「一百一十」の「shi2」は、教科書的には軽声にはしないと思います。) しかしながら、生きた言葉は教科書で習って初めて覚えるわけではなく、それ以前に親や周囲の人、ものから覚えていきます。 みんなが使っていれば、そのように言うものだと思って使い始めます。 ですので、ネイティブの方に尋ねても教科書的な正解が得られないことはよくありますし、尋ねられた方は自分が正しいと主張なさいます。(笑) また、そういう実際に使われている言葉が大事だということで実態を反映してそれを文法規則として扱うこともあります。 ですので、語学書によっては「全部、第一声である」と書かれているものもあれば、「一百一十」は「?yi4shi2」と変調すると書かれているものもあります。 みなさんがおっしゃる変調は、数量を数える場合の数詞の「一」(ひとつ、○○+ひとつ)の場合には必ず起こります。 うしろに量詞や名詞で、数量の場合には、第一声ではなく第四声あるいは第二声になりますね。 「一百一十一」は「yi4bai3yi1shi0yi1」ですが、「一百一十一個」は「yi4bai3yi1shi0yi2ge」となるわけです。 以上↑こうなることが個人的には日本人が学習するには適当な規則だと信じている観点より回答いたしました。
お礼
回答ありがとうございます! とても詳しい内容で非常に為になり助かります。 量詞というのは本benや枝zhiやgeのようなもののことですよね 自分なりにcubicsさんの回答で考えてみたんですが、 「千や万といった大きな位取りの単語(2が「両」になるもの)はそれ自体が量詞的なものになる。 それで、その場合は一が変調するが、「十」のような小さい位取りの場合は一は、千や万のときと働きが異なり、第一音声になる。 しかし「百」は微妙で、「二百」と教科書では教え、それだと量詞的な意味にはなっていないということで一は変調しないと教えるはずだが、(「両百」ということも多いからか)変調することにして教えている」 ということでしょうか? 読解力が低くて、間違ってるかも…(自分でも何か勘違いしてるような気が…) >うしろに量詞や名詞で、数量の場合には、第一声ではなく第四声あるいは第二声になりますね そうなんですか! 品詞も関係していたんですね(テキストには詳しく書かれていなくて…) 「十」は量詞・名詞ではないので数量でも変調なしってことですね。で「百」は微妙だと。 回答してくださった皆様、本当にすいませんでした 質問するの初めてで、ベストアンサー決定すると回答や補足がつけられなくなるのを知りませんでした…。 今度からはお礼した後に間を置いて、他の回答や補足が追加されるかもしれないので待ちます!
- wawa37
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「yi4qian1 ling2 yi1shi2」(一千零一十) 分かち書きの決まりはよく分からないですが、「yi1shi2」はこの声調で発音すると思います。「yi4shi2」にはなりません。 恐らく「百」「千」「万」というのは量詞のような働きがあって、「千」がひとつ、「万」がひとつという概念で「一」が声調変化するけれども、「十」は量詞のような働きがないのだと思います。 ですから200、2000、20000は「両百」「両千」「両万」とは言いますが、20は「両十」とは言わず、「二十」と言います。 尚、テキストというのは大抵間違いは有るものです。疑問をそのままにするのは良くないので、遠慮せずにこの様な場を利用したり、先生に尋ねたりして確認していくのが良いと思います。しかし、ピンインの空白の開け方には執筆者の意図もあると思いますので、「テキストのピンインの振り方について」などの項目がないかも確認してみてください。
お礼
量詞やその働きなど、難しいですね… そのような品詞の働きについても今後きちんと理解していきたいと思います。 (序数を表す「一」は1声、というのも何か関係あるのでしょうかね…?) 現在使用しているテキストは大学が制作したものなので、確かに間違いはあるかもしれません。 今度教授に質問しに行ってみます! 回答ありがとうございました!
- passenger0024
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自分の経験で答えます。まず「一」は単独で出来る場合、「 yi1」と呼びます。助数詞としての発音は変化します。後ろの名詞の発音は1、2、3の場合は、「yi4」と呼びますが、4の場合は「yi2」です。このような発音が変わることは中国語で「変音」と言います。他の変音もあります。たとえば「不」、もともとの発音は4ですが、後ろの動詞や形容詞は4の場合、2と変わります。他の変調もあります。もし興味があれば、下のサイトを見てください。http://baike.baidu.com/view/763512.htm
お礼
やはり後ろの名詞が1,2,3声の場合は「yi4」ですよね? ん~結局「yi4」でいいのかどうかよく分かりません(笑) 不は是と繋げて不是とするとき2声と変わりますよね! 貼って下さったサイトは全部中国語で読めなかったのですが、いつか挑戦してみようと思います。
- genkaiharetsu
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ピンインの間の空白(分かち書き)については、一定の法則はあります。 「汉语拼音正词法基本规则」というものに定められています。 この規則名で検索すると、いろいろ出てきます。下記URLはそのひとつです。 http://baike.baidu.com/view/2292589.htm この4.6.2「数詞と量詞」によると、 「”百””千””万””億”とその前の基数は続き書きする。 ”万””億”とその前の十位以上の数は分かち書きする」とあります。 また、例文では”零”は前後ともに空白を入れているようです。 それに従うと、ご質問の「一百」で間に空白がある点と、 「一千零一」の前に空白が無い点は誤り、という事になるでしょうか。 また、同じく4.11「声調の表示」に 「声調は一律に本来の声調で表示し、変調後の声調を表示しない」 の後に 「ただし、教学の必要に応じて”一””不”は変調で表示しても良い」 とありますので、お手元のテキストの「一千零一十」は前者に準じたのかもしれません。 (他が変調になっているのなら、ミスプリントかもしれませんが) なお、これらの規則については 「中国語学習ハンドブック」(相原茂著 大修館書店) でも一部日本語で紹介されています。 上記の和訳はそちらから引用しました。 ご参考まで。
お礼
一定の法則はあったんですね! それでは、あるところでは法則に従って表記し、従わず表記したところもあるというわけですね。 「声調は一律に本来の声調で表示し、変調後の声調を表示しない」 という決まりがあったとは(教学の際はいいようですが)…。 まあ、他のところは変調されているのでおそらくミスプリントだと思います(笑) ではその一はやはり4声になるということでしょうかね…? 詳しく解説して頂きありがとうございました! 引用元の本、自分でも読んでみようと思います。
お礼
空白のつけ方には一応法則があったようです(No.2の方の回答)が、 確かに空白のあるなしで発音が変わることなどは無いので、とりあえず今は気にせず進めていこうと思います(笑)。 まず漢字を使って文章を書けるようになることを優先すべきですよね。 >ただ、私なら「yi4 qian1 ling2 yi1 shi」(最後のshiは軽声)と読んでしまいそうです。 とのことですが、これは中国語を読むのに慣れるとyi1と読みそうになってしまうということでしょうか? No.4の方もyi1と読むと思うとのことで、未だこのyiの声音の問題ははっきりしませんね…。 今のところはyi4と読むとという認識でいいのかな、と思いました。 今回は皆さんとても詳しく丁寧に教えてくださり優劣でベストアンサーを決めることができなかったため、 回答時間が最も早かったという点でこれをベストアンサーに選ばせて貰いました。 改めて、回答して下さった皆さん、本当にありがとうございました。