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日本人の弁当愛に迫る
- 日本人の弁当愛には歴史的な要素はあまり関係ありませんが、弁当はコンパクトさや保存性の便利さが重要視される一方、日本では弁当を食べることが行楽の一部となっており、そのためにバラエティ豊かな弁当が作られます。
- 日本では弁当を食べることが食事の一ジャンルとなっており、専門の弁当店も存在します。また、弁当は時には高級料理としても扱われ、スーパーやデパートでの駅弁大会などのイベントも行われるほど人気です。
- 弁当の人気の理由としては、コンパクトで持ち運びが便利なことや、一つの食事に必要な栄養がバランスよく詰まっていることが挙げられます。また、弁当を通じて日本の食文化を楽しむことができるという点も魅力的です。
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お弁当の歴史は、江戸時代頃に遡るそうです。大名なんかがお花見のときに弁当を持っていくようになり、やがてそれが豪商からそれなりに豊かな一般庶民まで広がるようになりました。今やブームともいえる駅弁は宇都宮駅だかどこだったかでおにぎりをたけのこの皮で包んだのが始まりだったとか。 で、これはあくまで個人的な考えで特に根拠があるわけではないのですが、やはり和食の影響が大きいと思います。和食は野菜が中心でほとんど肉を使いません。せいぜい魚くらいですかね。で、野菜や魚を煮たものとかは冷めてもそんなに味が落ちないですよね。むしろ冷ましてから食べるものだってあります。筑前煮なんてできたてほやほやよりちょっと冷めて味がしみてからのほうが美味しく感じたりします。 一方、西洋料理は肉が中心ですから冷めると固くなって美味しくなくなります。中華料理も油を使うからそうです。脂ものは、冷めると脂が固まって味がひどく落ちるんですよね。冷めて脂分が白く固まった豚の角煮なんて美味しくないですよね。 それが大きいんじゃないでしょうか。西洋料理ってね、日本人の想像以上に貧しいですよ。凝っているのはフランス料理とイタリア料理くらいなものであとは野菜料理といえば煮込んでスープにするくらいだし、肉料理といえば焼く程度のものです。だから胡椒かけるだけで夢のように味が美味しくなるんですよ。中華料理は前述したように油をよく使うので、冷めないうちに食べないと味が落ちてしまいます。
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- sudacyu
- ベストアンサー率35% (687/1961)
我が家には、代々江戸時代から伝わる、お重を組み込んだ塗りの、持ち運び家族用「お弁当セット」があります。 江戸時代の農家には、春になって暖かくなると、「野遊び」といって、家族みんなで野原に出かけて、ヨモギなどの積み草やつくし取りを行って、農作業の開始を祝う一種のリクリエーション兼神事のようなものを行う習慣がありました。 現代風に言うなら、「パワースポットに出かけていって、食事を行う。」ことによって、体内に『晴れ』(=日常とは異なる、ハイテンションの時・空間)を取りこんで一体となり、新たに始まる稲作へ、心・体の準備をする行事でした。 非日常の時・空間を楽しむための、非日常的食事である弁当は、現代にあっても、家に帰って食べる場合でさえ、多くの日本人に幾ばくかのパワーを与えるもののようです。
- SPS700
- ベストアンサー率46% (15297/33016)
弁当の目的は、「持ち歩きが簡単」、酢などを使って「持ちをよくする」といった必要から生まれた物のようです。しかし高級料理になっても、弁当屋と料亭を混同するようなことは無いでしょう。 外国でも同じような必要性はあり、下記のように発明者の人名がついたサンドウイッチがあります。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%89%E3%82%A4%E3%83%83%E3%83%81 サンドウイッチは、外をフレンチ、サワードウ、黒パン、白パンなどと変えることができ、中に挟む肉(菜食主義ならゼロ)、野菜、などの種類も多種あり、ピザを挟んだりと、普通料理をピクニックの手づかみ方式で食べられる、という簡便さが広がり、専門店やチェーンもあります。 でご質問ですが「日本人はなんで弁当が好きなんでしょうか? 」 食材が主として和食だからではないかと思います。