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免疫染色について

免疫染色を行い、図のような結果が出たとします。 左はコントロールで、右は調べたいことで、この実験はレンチウイルスにEphB2とGFPとshRNAを導入して、EphB2の発現を抑制されるのかという実験です。 ここでこの結果の見方が分からないのですが、GFPで蛍光を見ているのに真ん中の図には赤色の蛍光があります。 これはどういう意味なのでしょうか? 原理自体よく分かっていないのでこのような質問となってしまいましたが、分かる方よろしくお願いします。

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  • ベストアンサー
  • otx
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回答No.1

GFPがどうして発現しているかということをきちんと読んで 確かめて下さい。 私が想像するに、 実験系のレンチウイルスは「GFP」と「EphB2に対するshRNA」 これら2つを導入するためのウイルスであると思います。 そしてコントロールの実験では 「GFP」と「EphB2に対するshRNAの配列をランダムに入れ替えたshRNA(scrambled shRNA : Scr)」 を導入するレンチウイルスを使っていると思います。 で、 顕微鏡下でみている細胞が、 「それぞれのレンチウイルスに感染しているかどうか確認しなければいけない」ので (でないとただの細胞を観察しているだけになりますので) 感染しているかどうかを「GFP」が発現しているかどうかで判断するわけです。 そして、「感染している細胞」がそもそもの実験の目的である 「EphB2の発現をshRNAで抑えることができているか?」 を確認するために、EphB2を赤色で染めるということになります。 そうやってみると、緑色で且つ赤色がない細胞であれば、 レンチウイルスでEphB2の発現が抑えられているということになります。 コントロール実験では、SCRはEphB2の発現をそもそも抑えないので 緑で且つ赤色という細胞になるはずなのです。 これにより、 レンチウイルスそのものは、EphB2の発現に影響が無い、 導入したshRNAがきちんとEphB2の発現を抑えている ということを証明したことになります。

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