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英語圏の国では外国語として何語を勉強しているの?
日本では中学になるとみんなが英語を学習し始めます。では、アメリカの場合はどうなんでしょうか? アメリカは外国語の教育には熱心でなく、高校で一部の生徒が選択でスペイン語やフランス語、イタリア語などを学習しているそうですが、詳しいことは良く分かりません。また、オーストラリアやニュージーランドは? 日本語の学習が盛んらしいけど全員が学習するわけでもないですよね。それとイギリスは今でも小学校からフランス語を学習しているのでしょうか?
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欧州・米国留学経験者より; 欧州圏 → 伝統的にフランス語がメインでした。 最近は英語になっていると思いますが。 欧州では歴史的にフランスがリーダー シップを取っていたからでしょうか。 米語圏 → フランス語・スペイン語がメインでした。 北にカナダ、南に南米(ブラジル以外は ほぼスペイン語圏)の存在が影響している からでしょうか。 今でもこんな感じだと思います。 (帰国後10年以上経っているので断定はできませんが) 歴史的要因や(欧州の場合)や地理的要因(米国の場 合)によって、主に学習する外国語が決まるようです。 オーストラリアなどについてはわかりません。 ちなみにあなたのいう”熱心”とは具体的にどういう ものでしょうか?というのは、私には日本の語学教育 が全然熱心に見えないからです。弊害のほうが多い。 中国から漢文を輸入して読み下し文なる奇怪なものを 作り上げた時代と、根本的に学習方法が変わっていま せんよね?ですからあれだけ頑張ってもじゃべれない。 努力しても方法に誤りがあれば、それは努力とは呼べ ないと個人的には思っていますので…。ちなみに欧州 では小学校低学年から外国語を学習していましたよ。 あと言語学的な観点からおおまかに言うと; スペイン語・フランス語・イタリア語など(他にも ポルトガル語・ルーマニア語など多数ありますが) は、”ロマンス(諸)語”と呼ばれています。 そしてそれらの言語はお互いに非常によく似ています。 もともと古代ローマ帝国の支配地域であった国ばかり なので、当時から方言のようなものだったらしいです。 英語はそこまで似てはいませんが、それでも歴史的に 長い間フランスの影響下にあったせいか、中世仏語が 中世の英語に混じり、結果かなり似ています。 なので、欧米の方々には、ヨーロッパ系言語、日本語や 中国語に比べて、学習しやすいのです。ちょうど日本人 には中国語がとっつきやすいのと同様でしょう。 結果的に欧米の方でアジア系言語を学習している人の ほうが、より熱心な外国語学習者らしいということに なりそうです。結局、外国語も相対的なんですよね。 余計なことまで書きましたが…ご納得頂けました?
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- Pippin
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英国の公立の学校の事だけ、しかも私が住んでいる地域の事しかわかりませんが。 小学校からフランス語というのは一時全国的に取り入れられましたが、今はほんのさわりだけという程度です。生徒数によって教師の数は決められてしまいますので、どの学校も専門の教師を雇うことは出来ず、一般教科を教える先生が挨拶・簡単な単語などを(かなりひどい発音で、間違いもあり)教えるだけで終わっています。 中・高校は一緒になっていますが(11~12歳から17~18歳まで)、最初の2年間は小学校最終学年の最後の頃にフランス語(必須)・ドイツ語・ゲール語の中から言語を2つ選択して学校に提出(近くのほかの学校では上の学年になってイタリア語もあるところもあります)。きちんと読み・書き・理解・聞き取り・話す事を学びます。3年目には翌年に試験を受ける準備が始まり、教科を選択するようになっています。つまり最初の2年間だけが外国語の義務教育という感じですね。この時に言語を選び試験を受けるのであれば、更にレベル分けされた上級の試験を目指す事も出来ます。 個人的な見解ですが、英国内の外国語学習はその言語を必要とする職業に就く目的がなければ、重視される必要がないように思えます。外国に行って…と言っても英語を第2国語にしている国は数多くありますし、どうせ全て英語で通じるではないか!という傲慢さもあるのかもしれません。特に田舎に住んでいるせいか、外国語の必要性は全く感じません。英語を話せない外国人が悪いという態度さえも見られます。日本では外国人が困っている時に英語が出来ない事を恥ずかしいと思うという気質があるように思いますが(出来ないから話し掛けないで!と祈りながら直接目を見るのを避けたり)、その様な事は英国で見た事がありません。殆どの人がフランス語を習っているはずですが、本当に喋れる人の割合はとても小さいのも現実です(日本人の英語もそうですが)。実際に個々が習得できるかどうかはその外国語に興味があるか、必要性があるかにもよるのはどの国でも同じだと思います。 日本のように母国語が特殊(国外であまり使われない言語という意味で)な場合は、やはり経済的な理由で共通の言語を取得しようという努力がよりなされるのではないでしょうか。北欧でも小さい時からいくつも言語を勉強しますよね。というのもスェーデン語はスェーデンで、ノルウェイ語はノルウェイで、デンマーク語はデンマークで以外で広く使われていないからだと思います。ヨーロッパに数多くの言語がある為に、それだけ主要な言語を取得しないと他の言葉を話す人とは取引も出来ない事になりますから。 「個人的見解」の方が長くなってしまいごめんなさい…。
お礼
回答ありがとうございます。 >最初の2年間は小学校最終学年の最後の頃にフランス語(必須)・ドイツ語・ゲール語の中から言語を2つ選択して学校に提出 ゲール語って Scottish Gaelic, それともIrish Gaelicのどちらでしょうか? まあ、スコットランドでは Scottish Gaelicが重点的に教えられているとは思いますが。ところで Scottish GaelicとIrish Gaelic とでは どのくらい違うんでしょうか? >北欧でも小さい時からいくつも言語を勉強しますよね。 北欧のスエーデン語、ノルウェー語、デンマーク語は 互いに非常に似通っているから かえって 外国語として認識しにくいかもしれませんね。しかも それらの国は互いに仲も良く交流も頻繁なので 学校で習わなくても自然に習得できるかもしれませんね。それから、英語は小学校のころから習い、文法的にもドイツ語よりも英語に近いので 大半の人が英語は分かるそうですね。
- Ganbatteruyo
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Gです。 こちらアメリカの殆んど地域で外国語を選択科目として、高校から選べます. 早いところ(町にお金があったりして)では、小学校から、外国語のクラスを持っているところもあります. その科目ですが、ドイツ語、スペイン語、フランス語が主ですが、イタリア語は殆どと言って良いほど、今では選択科目から落とされてしまっていて教えているところは少なくなっています. その代わり、多くの地域で日本語を教えています. (私の住んでいるところでは教えいませんが) コミュニティーカレッジ(2年制)や大学では、日本語を教えていないところはないと思います. 日本人(帰化した日本人や日本から呼んだ講師なども含まれます)による授業とアメリカ人による授業があります. また、北京語を教える高校も出てきています. これは、日本語と同じように、政府からの教育費援助をより多く得るために教えていると、ある高校の先生が言っているのを聞きました. 多分、本当の事だと思います. また、私のようにいろいろなメーカーとのお付き合いがあると、この話も出てきますが、国内の景気が悪くなると、やはり管理職レベルの人は、必然と貿易の可能性を考えます. 一時、日本市場は魅力的なものがありました. また、政府としても、市場を広めるよう政府対政府の努力もしていました. そうなると、日本語の魅力と言う物も、ビジネスからの観念からも、日本語教育というものの必然性を感じるようになるわけですね. 今は、日本語よりも北京語になってきているのも理解できるところです. しかし、使える外国語、と言うレベルでは、高校で選択で取った語学力では、ほんの一部の生徒が使えるようになる、と言うのが現状です. 私の弟子の中に外国語をとっている高校生や大学生がいますが、一人(母親がドイツ人で、科目としてドイツ語を取っている)だけですね、その外国語をこなせるのは. 大人の弟子ではこれまた一人しかいません. それも移民なので母国語をしゃべれる、と言う理由でです. しかし、日本のように、必須科目として中学・高校と6年間やってきて、ほんの一部の生徒が分かり、その内のほんの一部が使える英語を使える、と言う事実は非常に残念な事だと思います. これは決して日本人が語学に関して頭が悪いとかいうのではなく、教育方法がいまだ実用的になっていない、そして、教育側自体が、毎年少しでもよくなれば良いじゃないか、程度の認識しかないからであって、英語圏の人から見たらやはり疑問をもつことだと思います. 韓国でも日本語に対する興味は個人レベルで、非常に熱心である事を感じます. お年寄りはまだしも、若い大学生レベルで日本語を勉強しており、英検と同じような、日本語試験や資格制度も確立していますね. (Good-byeをさようなら、と訳す事に疑問を持つ者です)
お礼
It's very nice of you to answer my question. アメリカは日本みたいに中学や高校の教える内容が 文部省みたいのでハッキリ規定されてるわけではないですからね。そうすると、一般的には 中学では外国語は習わず、高校でドイツ語、スペイン語、フランス語、日本語、中国語の中から選択するのですね。それで、やはり 必ず何語か選択しなければならないのでしょうか?外国語は何語も学習しなかったという人は 少なくはないのでしょうか?
オーストラリアに滞在していたことがあります。 今は、多くの小学校で日本語の授業があるみたいです。 1年生から日本語の勉強を始める学校もあれば、 6年生から始める学校もあります。 (小学校は7年間だと思います。) 私が知っている保育園は日本人が経営に関わっていることもあり、 小学校に入る1年前から日本語の遊びとかをしていました。 他は、日本語とドイツ語を授業で勉強している、という子も 知っています。多分公立の学校に通ってました。 日本と同じようにテキストを使って授業を進めたり、 折り紙をやったり、歌を歌ったりしているらしいです。 参考にしていただければ。
お礼
>今は、多くの小学校で日本語の授業があるみたいです。 オーストラリアって イギリスと違って フランス語はあまり学習されてないようですね。 日本みたいに必修と言うわけではなく、学校の判断に 任されていると考えていいわけですね。日本語以外で、中国語やインドネシア語を学習している学校は少ないんでしょうか?
お礼
回答ありがとうございます。 >最近は英語になっていると思いますが。 ドイツやオランダ、北欧諸国はもともと英語の学習が盛んだったと思います。しかし、最近ではスペインやイタリアもフランス語から英語にシフトしているということですよね。 >ちなみにあなたのいう”熱心”とは具体的にどういう ものでしょうか? これは生徒が熱心なのではなく、教える側(文部科学省とか日教組、教育委員会)が中学校に入った生徒全員に必ずカリキュラムの中に取り入れ、大学に入るまで英語一辺倒で、高校受験や大学受験でもかなりのウェイトが占められているという意味です。