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岡田以蔵の辞世の句について
岡田以蔵の 「君がため尽くす心は水の泡消えにし後ぞ澄み渡るべき」 という辞世の句の意味を教えて下さい。 君=武市半平太という説もあったり、 君=天皇という説もあったりしますが、いまいちピンときません。 やはり、君=天皇、暗殺で世の中を騒がしたが、自分が死んだ後は世の中は良くなるだろう。 とか、 土佐勤王党の目的達成に精一杯尽力しようとした自分の気持ちが全て「水の泡」となった。 そしてその泡が消え去った後には「一切の邪念がない綺麗な心のみが残るべきだ」というようなことなのでしょうか。 教えて下さいっ!
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noname#202494
回答No.1
歌の味わい方は人によってそれぞれだと思います。 人切以蔵呼ばれた人の心を思いやれば、 ”自分のしてきたことは決して自慢できたことではないが、全ては、同胞のため、ひいては天皇の御世を作るためであった。自分は美しい水面に浮かぶ泡のように、ことがなった後には、目障りな存在にもなるであろう。しかし、自分のようなものが水の泡のように消えた後に、ようやく初志がかない、新しい理想の世ができあがるのだなぁ” と詠嘆調で終わっています。 こうしてみると、ずいぶん悲しい辞世ですね。
お礼
ありがとうございます。 たしかにずいぶん悲しい辞世ですね・・・。 でも、こういう意味もあるんだな~と、 すっきりした気分です。 本当にありがとうございました!!