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辞世の句の解釈
お世話になります。 私はWikipediaでこのような辞世の句を見つけました。 「君が為 尽くす心は 水の泡 消えにし後ぞ 澄み渡るべき」 この句を詠んだのは、幕末の岡田以蔵という人物です。 彼は自分の師である武市半平太という男性に心酔して居りました。 彼は捕縛され、拷問を受けても決して武市半平太の名前を口に出しませんでした。 ところが岡田以蔵は、武市半平太が厄介者の岡田以蔵を殺そうと 食物に毒を盛っていたことを知り、全てを白状したと聞きます。 それをふまえると「君が為 尽くす心は 水の泡」というのは理解できますが 後半の「消えにし後ぞ 澄み渡るべき」この意味が解りません。 「真実を知り、思い残すことは無い」そう言う意味でしょうか。 推測でも構いません。皆様、ご教授願います。
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辞世の句には、この世のことは幻だという 意味のものが多いようです。 岡田以蔵も、忠誠心が消えうせて 死を迎える今となっては、これまでの人生が 夢まぼろしと見えてきて なんのこだわりもない 澄み切った心境になったということでは ないでしょうか。 http://www.osoushiki-plaza.com/institut/dw/199304.html http://www.m-network.com/sengoku/senjisei.html
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- ymmasayan
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人斬り以蔵ですよね。勤皇の志士。 こういう解釈もできるような。 君=天皇、暗殺で世の中を騒がしたが、自分が死んだ後は世の中は良くなるだろう。
お礼
回答誠にありがとうございます。 君=天皇という発想は全く考えもしませんでした。そう考えれば、 合点もいきますね。確かに以蔵は土佐勤王党に所属していましたね。 ご協力感謝致します。
お礼
回答誠にありがとうございます。 辞世の句についてURLを貼っていただきありがとうございます。 しかし、私は国語が苦手で、唯一(ある程度)理解できたのは この岡田以蔵の辞世の句ぐらいなものです。しかし、「辞世の句とは いかなるものか」という概念が掴めました。人間の一生というものは 死ぬ間際にしかその見極めが出来ないものかも知れませんね。 岡田以蔵にとっては、苦しい拷問に堪えた後に、静かに斬首を待つのは なんのこだわりもない澄み切った心境だったのかも知れません。 ご協力感謝致します。