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読書感想文の書き方と対処法
- 読書感想文の書き方とは?教育上の対処法を解説します。
- 物語が面白くないと感じる場合、どうすれば読書感想文を書けるのでしょうか?
- あらすじだけを書くだけではなく、読書感想文をより充実させる方法について考えます。
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「先生、この物語の感想文が書けませんでした。」 「なぜだ?どうして書けなかった。感想がないわけではないだろう。」 「先生、私はこの本が面白いとは思いません。それで感想文が書けませんでした。」 「そうかい、なら『この本は面白くなかった。』と書けばいい。でもそれだけでは原稿用紙が埋まるまい。だから、そのあとに『どうしてかというと云々』というその理由を書けばいいぞ。」 「先生、それがどうも浮かばないんです。」 「そうかい。ならもう一度読め。そうしたら面白くない理由が見つかるだろう。一生懸命面白くないのはなぜかと考えながら読むのだ。そうすれば何か見つかるだろう。それを書いて来い。分かったか。」 次の日 「先生、読んできましたが、面白くない理由が分かりませんでした。」 「そうか、ならもう一度読んで来い。古来読書百遍、意おのずから通ずという諺があるくらいだ。分かったか。だがただ読むだけでは最初から感想は浮かんでこない。面白くない物語は特にそうだ。そんな場合は大体、物語の筋が決まりきっているとか、内容が入り組んで分かりにくいとか、まったく奇想天外でばからしいとか、中の登場人物が自分の気持ちにまったく遠くて入れこめないとか、一度読んだものとよく似ているとか、そういったパターンが決まっている。そんなことを考えながらもう一度読んで来い。」 ご参考になれば。
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- harikiki
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“指導側”“提出側”いずれの立場からの観点なのか迷いましたので、とりあえず質問文からぱっと思いついた“提出側”の対処法を。 (1)自分の興味を引く本を読んで書く。(「物語」がダメならそれ以外から選ぶ) 読書感想文を書くにあたり、選書は大事なポイントだと思います。図書の指定がない場合、自分が関心を持てる内容の本を選ぶことで、少なくとも『「面白い」と感じない』状況は回避できると思います。 (2)「面白いと感じることができない」「感想がない」という内容で書く。 なぜ、面白くないのか、どうあれば面白いと感じられるのか、などを語る。 しかし、一冊読み切ってなお、全く“何の感情も浮かばない状態”は想像しにくいのですが…。無感動すら心の動きだと考えれば、そこから広げられる何かがあると思います。 得手不得手にかかわらず、感想文を書こうという人の誰もが、本を読むだけで原稿用紙が埋められるほどの言葉があふれてくるわけではないと思います。 感想文が苦手な人の多くは、“感想文かくあるべし”的思いこみがあり、そのテンプレートにはまる言葉が浮かばないから苦しく感じるのではないかと。 そんな人にアドバイスするなら、感想文なんて基本的に、『本を読んで「心に移りゆくよしなしごとをそこはかとなくかきつくれば」よろし』てなものだから、「面白くなかった」でもいいのだと言います。ポイントは、いかにその思いを理路整然(もっともらしく)と語れるかだと。(先生受けは…先生の器次第?) 真剣に書いてみたいという人に言うなら、感想文は、わき上がった感情のままに書くというより、読んだ本を通して自己の内面や社会・外の世界の有り様と向き合うことで浮かんだ漠然とした思いを、しっくりくる言葉で表していく作業だと言います。この場合は、本の内容と自分自身をいかに引きつけて考えることができるかがポイントだと。 いずれにせよ問題は、“自分の考えや気持ちをうまいことアウトプットする作業”はかなり面倒くさいということです。(感想文に限らず、すべての作文に言えることですが) 早い段階で作文指導に長けた指導者に当たると、文章を書くコツやおもしろさを知り、作文でも感想文でも、苦ではなくなる傾向があります。課題を出す側がその辺をわかった上で、提出後の添削を丁寧に行い、考えをアウトプットする経験を多くさせると、才能が花開くこともあるんですけどね。結構、書かせっぱなしでフィードバックが少なく、生徒のやる気を削いでることって多いんじゃないかと思います。 まとまりのない長文回答で申し訳ありません。 少しでもお考えの足しになればと思います。
お礼
ありがとうございました。
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