- ベストアンサー
同じ漢字でも読み方が複数ある場合
例えば、上手という漢字は「うわて」とも読めるし「じょうず」とも読めます。 市場という漢字は「いちば」とも読めるし「しじょう」とも読めます。 どうして同じ漢字なのに複数の読み方があるのでしょうか? これでは漢字を読む時に、どちらで読めばよいか分からなくなる事があるのですが・・・
- みんなの回答 (5)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
「うわて」と「じょうず」は意味が違いますが、どちらもたまたま「上手」という漢字を当てます。 「いちば」と「しじょう」も微妙に意味が違います。 意味が違う2つの言葉に同じ漢字を当てた結果、同じ漢字に複数の読み方ができたのです。 どちらの読み方をするかは、「上手」や「市場」がどちらの意味で使われているかによります。 どちらの意味で使われているか判断する方法は文章の流れ(文脈)をつかむことによります。 ですから、文章の中で使われるのではなく単独で「上手」「市場」と書かれると、どう読めば正しいのかわかりません。
その他の回答 (4)
- kine-ore
- ベストアンサー率54% (808/1481)
上手 1)ジョウ・シュ…呉音+呉音。技芸が相手より優れている者。 2)ジョウ・ズ…呉音+慣用音で、後にこちらが音読みとして普及した。 3)かみ・て…上席/上流/登った方/右の方。 4)こう・て…漁網の引網の左方。 5)うわ・て…3)かみての意味での上席/登った方と、1)の訓読みで技能が他の人より巧みな事また人。 市場 1)いち・ば…本来は律令制で市司(いちのつかさ)という役所の管理下での商売の場。青物市場(あおものいちば)。 2)シ・ジョウ…漢音+呉音。集市。いちばの中国風音読み説も。近代用語では証券や穀物物品などの取引所。青果市場(せいかしじょう)。 金色 1)キン・ショク…漢音+漢音。黄金の色。 2)コン・ジキ…呉音+呉音。仏の色。 3)きんいろ…キン・ショクの重箱読み。 4)こがね・いろ…熟字訓。黄金色。 5)かな・いろ…金属の色。 人数 1)ジン・ス…漢音+漢音 2)ニン・ジュ…呉音+慣用音 3)ニン・ズ…呉音+呉音の濁音 4)ニン・ズウ…呉音+慣用音 5)ひと・かず…訓読み 結納 1)ゆういれ…言(ゆ)ふ納(い)れ→結ゆ)ふ納(い)れの和語。 2)ゆいのう…ゆういれ(和語)の漢語読み。 上場 1)あがり・ば/あげ・ば…河川から岸に上がる所。船着き場。浴室内での湯船の外。 2)うわ・づめ…上の爪。 3)ジョウ・ジョウ…演劇や芝居の上演。証券・商品取引所での物件登録。 和尚 1)オ・ショウ…唐音+漢音。禅宗式だが、一般的な、僧の敬称。 2)カ・ショウ…漢音+漢音。天台宗。 3)ワ・ジョウ…呉音+漢音。真言宗・真宗。和上とも。
お礼
いろんな読みを紹介して頂き有難うございました。
- yespanyong
- ベストアンサー率41% (200/478)
同じ表記で読みの異なる表現は数多くあります。質問で挙げている例は音読みと訓読みの違いによるものですが、音読み同士や訓読み同士で複数の読みがあるパターンもあります。全て用例で覚え込んでいく以外にありません。 「株式市場」「青果市場」 「化学変化」「妖怪変化」 「人気のお店」「人気のない道」 「臭いセリフ」「臭いセンサー」 などなど… 全部覚えてください。
お礼
組み合わせで読みが変わる場合は、使い方ごとに読みを覚えるしかないのですね。 回答有難うございました。
》 どちらで読めばよいか分からなくなる事があるのですが・・・ 貴方がまだ小学生なら、これから雑誌を含む書物を沢山読んでゆくうちに、読めば分かるようになるので、心配しないでください。 「株式市場」の「市場」は「しじょう」としか読まない、とかネ。
お礼
>貴方がまだ小学生なら、これから雑誌を含む書物を沢山読んでゆくうちに、 >読めば分かるようになるので、心配しないでください。 いえ、自分は既に大人ですよ。 >「株式市場」の「市場」は「しじょう」としか読まない、とかネ。 う~ん、自分はうっかり「いちば」って読んじゃうかも・・・ 回答有難うございました。
- SPS700
- ベストアンサー率46% (15297/33016)
日本人のネイティブで、話し言葉の「じょうず」と「うわて」を混同する人は居ません。混同するのは書いたものを読んで会話する人に限られるので、問題がないのだと思います。
お礼
確かに話す時は問題無いですね。 でも読む時は困る気がするのですが・・・ 回答有難うございました。
お礼
やっぱり文脈で読み方を判断するしかないのですね。 回答有難うございました。