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複素数について
複素数の2次方程式のところですが X2(二乗です)+iX+2=0が公式に あてはめて考えたのですがうまくいきません どうやってとけばいいのでしょうか
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少し書き間違いがあったので修正します。 √は正の実数にしか適用できない記号なので: これは定義の問題であり本当の定義は zを複素数としたとき (1)√(z)とはx^2=zを満たすすべての複素数(たかだか2つあるということが簡単に証明できる)ということです。 しかしzが0正のときだけ例外的慣例的に (2)√(z)とはx^2=zを満たす正の実数xとしているだけです。 だから本来 √(4)は±2でなければならないのです。 とくにzが複素数の時には正負の区別ができないので選びようがないの(2)のように定義すること自体おかしいのです。 しかし表記が煩雑になるので(2)を妥協して認めているだけなのです。 根の公式を使うときには(1)の定義でやれば全く問題がありません。 (1)の定義にたつと根の公式は x^2+a・x+b=0の解は x=(-a+√(a^2-4・b))/2 であり x=(-a±√(a^2-4・b))/2 と書くのは筋違いなのです。 また(2)の定義にたっても x^2+a・x+b=0の解は x=-a±√(a^2-4・b) であるとすると √内が負の場合矛盾し この公式は「おかしい」と言うことになるのです。 √内が正であろうが負であろうが複素数であろうが (1)の定義にたつと 問題の答を公式で解くと x=(-i+√(i^2-4・2))/2 =(-i+√(-9))/2 =(-i+3・√(-1))/2 =(-i+3・i)/2,(-i-3・i)/2 =i,-2・i √(-1)はiではなく±iで有ることを注意 iの厳密な定義から導かれる事の一つに x^2+1=0を満たす「一つの」複素数がiであると言うことがあります。(これを定義にしようとするともっと補足しないといけない。) iに対して-iもx^2+1=0を満たすから √(-1)=±iです。 くれぐれもiの定義はx^2+1=0を満たすすべての複素数と考えてはいけない。 √(2)が|√(2)|の意味で使えないのは不便なので√内が正の時には2つのうち正の方だけとっているのです。
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- keyguy
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√は正の実数にしか適用できない記号なので: これは定義の問題であり本当の定義は zを複素数としたとき (1)√(z)とはx^2=zを満たすすべての複素数(たかだか2つあるということが簡単に証明できる)ということです。 しかしzが0正のときだけ例外的慣例的に (2)√(z)とはx^2=zを満たす正の実数xとしているだけです。 だから本来 √(4)は±2でなければならないのです。 とくにzが複素数の時には正負の区別ができないので選びようがないの(2)のように定義すること自体おかしいのです。 しかし表記が煩雑になるので(2)を妥協して認めているだけなのです。 根の公式を使うときには(1)の定義でやれば全く問題がありません。 (1)の定義にたつと根の公式は x^2+a・x+b=0の解は x=-a+√(a^2-4・b) であり x=-a±√(a^2-4・b) と書くのは筋違いなのです。 また(2)の定義にたっても x^2+a・x+b=0の解は x=-a±√(a^2-4・b) であるとすると √内が負の場合矛盾し この公式は「おかしい」と言うことになるのです。 √内が正であろうが負であろうが複素数であろうが (1)の定義にたつと 問題の答を公式で解くと x=(-i+√(i^2-4・2))/2 =(-i+√(-9))/2 =(-i+3・√(-1))/2 =(-i+3・i)/2,(-i-3・i)/2 =i,-2・i √(-1)はiではなく±iで有ることを注意 iの厳密な定義(示さない)によると x^2+1=0を満たす「一つの」複素数がiなのである。 iに対して-iもx^2+1=0を満たすから √(-1)=±iである。 くれぐれもiの定義はx^2+1=0を満たすすべての複素数と考えてはいけない。
- Mell-Lily
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次のように解くこともできます。 【Question】 二次方程式 x^2+ix+2=0 の解を求めなさい。 【Answer】 x=a+bi (a,bは、実数) とおけば、解くべき方程式は、 (a+bi)^2+i(a+bi)+2=0 ∴ a^2+2abi-b^2+ai-b+2=0 ∴ (a^2-b^2-b+2)+(2ab+a)i=0. よって、 a^2-b^2-b+2=0, ・・・(1) 2ab+a=0. ・・・(2) (2)より、 a(2b+1)=0 ∴ a=0,b=-1/2. a=0のとき、(1)より、 -b^2-b+2=0 ∴ b^2+b-2=0 ∴ (b+2)(b-1)=0 ∴ b=-2,1. b=-1/2のとき、(1)より、 a^2-(-1/2)^2-(-1/2)+2=0 ∴ a^2-1/4+1/2+2=0 ∴ a^2+9/4=0 ∴ a^2=-9/4. aは、実数であるから、これは、不可。以上より、 x=-2i,i ・・・(Ans.)
- waseda2003
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確かに,√は正の実数にしか適用できない記号なので,複素数係数の2次方程式に解の公式は建前上使えません。 ただし,解の公式のもともとの内容(証明)を思い起こせば,「±√」の部分を「2つの平方根」と解釈すれば,公式が適用できて X = (-i±√(-9))/2 = (-1±3)i/2 = i,-2i と求められます。 直接の質問にお答えすると上記のようになりますが,複素数係数の場合に解の公式でうまくいくのは,実はまれです。 一般には,解の公式の証明に戻って平方完成し,極形式を用いて平方根を求め,A^2-B^2=(A+B)(A-B)の形に直すのが基本です。 X^2+iX+2 = (X+i/2)^2 -(i/2)^2+2 = (X+i/2)^2 +9/4 = (X+i/2)^2 -(3i/2)^2 = (X+i/2+3i/2)(X+i/2-3i/2) = (X+2i)(X-i) X^2-2X-(√3)i = (X-1)^2 -1-(√3)i = (X-1)^2 -2(cos 60°+i sin 60°) = (X-1)^2 -{√2 (cos 30°+i sin 30°)}^2 (以下略)
- zetafunction
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因数分解をして, (x-i)(x+2i)=0 iff x=i, -2i