代襲相続の関連質問だと思います

質問

代襲相続についてだいたい理解できましたが、世の中にままある、ケースについて質問させてください。
ある男性Ａが亡くなります。子にまだ、未成年者も多い、といったような事情その他で、特段争いもおこらず、資産関係は、金融機関などに塩漬け状態だったとします。さて、その男性の妻Ｂもなくなりました。障害のある家族Ｃがひとりいて、この人はＡＢの遺産の配当・利子（時期によっては年金）そういったもので生活しています。Ｃ以外の子供たちは各地に散って住んでいて、ことさら、財産をわけるように言いたてたりしません。その理由は、金銭的に自立できない家族を、家から追い出したり、また、ささやか規模の資産を、よこせ、ともいえないことが了解されているからです。
時間がたち、Ｃも亡くなります。この夫婦ＡＢとＣ以外の子が、最後に残されたものを仮に分割したい場合。その時点で生きているＣの兄弟姉妹で分割するのでしょうか？それとも、すでに他界したものは、必ず代襲相続させるのでしょうか？自発的に辞退する場合は、自明でわかりますが・・・
という質問です。

回答No.1

Tomo0416 · ベストアンサー

被相続人Ｃに、第1順位（直系卑属）、第2順位（直系尊属）の相続人がいない場合、第3順位であるＣの兄弟姉妹が法定相続人となります。

第3順位の法定相続人は一代限り代襲相続ができますので、Ｃの兄弟姉妹のいずれかが死亡している場合は、その子（Ｃの甥・姪）が法定相続人となります。

Ｃの兄弟姉妹がＤ・Ｅ・Ｆの3人で、そのうちＤがすでに死亡しており、その子がＸ・Ｙであったとすると、Ｅ・Ｆは1/3ずつ、Ｘ・Ｙは1/6ずつというのが法定相続分となります。

なお、実際の相続割合は、相続人間の話し合いにより事由に分割できますので、法定相続分にこだわる必要はありません。が、相続税法上は法定相続分に従って相続されたものとみなして相続税の総額が決定され、実際の相続割合に応じて税負担することになります。