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極限の問題の解き方と方針
- 極限の問題の解き方について質問しています。具体的には、無限等比数列の場合分け系の問題の解き方の基本方針が分からない状況です。具体的な問題として、異なる範囲での r の値によって場合分けが必要な問題を挙げています。
- 質問者は、異なる問題の解説を見ると、場合分けの基準が異なることに疑問を持っています。例えば、上の問題では r=1 と r>1 の場合分けをすれば良いのではないかと考えています。質問者は、強い項という表現が曖昧で理解できないとも述べています。
- 質問者は、この手の問題を解くための基本姿勢と、異なる問題の場合分けの基準がどう異なるのかを知りたいと思っています。
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こんばんわ。 括弧がないので、式が見づらいのですが・・・ ^^; 最初の問題は、 a(n)= r^(n/2)+ r^n+ 1 (r> -1) であって、2番目の問題は b(n)= { r^(n+1)- 3^(n+1) }/{ r^n+ 3^(n-1) } (r> 0) で合っていますか? ・数列:a(n)については、-1< r< 1、r= 1、1< rで場合分けになりますよね。 ・b(n)についてですが、まずは分母・分子をそれぞれくくり出すと (分母)= 3^n* { (r/3)^n+ 1/3 } (分子)= 3^(n+1)* { (r/3)^(n+1)- 1 } となり、結果 b(n)は b(n)= 3* { (r/3)^(n+1)- 1 }/{ (r/3)^n+ 1/3 } となります。 r/3を一つの公比と見れば、0< r/3< 1、r/3= 1、1< r/3で場合分けになります。 (質問中では 2つの場合分けしか書かれていませんが・・・) 1< r/3のときは、 分母を (r/3)^(n+1)で、分子を (r/3)^nでくくり出すことで極限値が求められます。 「強い項」というのは、たとえば r= 5とすると分子は 5^(n+1)- 3^(n+1)となります。 nが非常に大きくなると、 5^(n+1)- 3^(n+1)= 5^(n+1)* { 1- (3/5)^(n+1) } より、ほとんど 5^(n+1)に等しくなります。 つまり、5^(n+1)が強い項、3^(n+1)が弱い項ということになります。 漸近線を考えるときにも、「強い・弱い」が出てきます。 y= x+ 1/xで x→∞とすると、1/xはほとんどゼロになってしまい、xだけが値に寄与するようになります。 つまり、xが強い項、1/xが弱い項となります。 (「xが値に寄与するようになる」という言い回しをすることもあります) 慣れるまでは、まずは上のように変形をして考えていく方がいいと思います。
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- puusannya
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上の問題の場合分けはこれで正しいですね。 -1<r<1のときはr^(n/2)もr^nも極限値は0なので、極限値1 r=1のときは極限値3 r>1のときは発散し極限値なし。 下の問題は場合分けが違っていませんか。 0<r<3、r=3、3<rと分けるべきではないでしょうか。 0<r<3のとき、与式の分母子を3^(n+1)で割ると ((r/3)^(n+1)-1)/((r/3)^n×(1/3)+(1/3))/(1/3) となり、0<(r/3)<1 だから 極限値はー9 r=3のと極限値は0 3<rのときは、与式の分母子をr^nで割るか、r^(n+1)で割って、極限値r が出ますね。 どうなのでしょう。 基本的には上の問題の場合分けも下の問題の倍分けも同じように考えるべきではないでしょうか。 rと3の大小で、r/3 と 3/r を使う極限値が0になる方が入れ替わりますから、 極限値が求まるほうを強い、発散するほうを弱いといっているのだと思いますが。