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極限数列の長方形の面積と周の長さの求め方
- 極限数列に対する長方形の面積と周の長さを求める問題について解説します。
- 等比数列を用いた場合と、特定の数式を用いた場合の解説を行います。
- 特に難しい部分についても詳しく解説します。
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(1) an=1/2^{n-1} bn=1/3^{n-1} Σ_{n=1~∞}Sn =Σ_{n=1~∞}(an)(bn) =Σ_{n=1~∞}1/6^{n-1} =1/(1-1/6) =6/5 Σ_{n=1~∞}Ln =2Σ_{n=1~∞}(an+bn) =2Σ_{n=1~∞}(1/2^{n-1}+1/3^{n-1}) =2{1/(1-1/2)+1/(1-1/3)} =2(2+3/2) =7 (2) an=1/{√(n+1)+√n} bn={√(n+1)+√n}/{n(n+1)} のとき Σ_{n=1~∞}Sn =Σ_{n=1~∞}(an)(bn) =Σ_{n=1~∞}[1/{n(n+1)}] =Σ_{n=1~∞}{(1/n)-1/(n+1)} =1 ∀K>0に対して →∃n_0>(K+1)^2 ∀m>n_0 ↓ Σ_{n=1~m}Ln =2Σ_{n=1~m}(an+bn) ≧2Σ_{n=1~m}an =2Σ_{n=1~m}1/{√(n+1)+√n} =2Σ_{n=1~m}(√(n+1)-√n) =2[√(m+1)-1] >K ↓ Σ_{n=1~∞}Ln=∞は発散する
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- sunflower-san
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No.1の補足です。 (2) anがあまりに大きいので、念のため確認なのですが、an=1/(√(n+1)+√n)ではないですよね? この場合でもan > 1/(√(n+1)+√(n+1))=1/2×1/√(n+1) を使って全く同様の議論が出来ます。
- sunflower-san
- ベストアンサー率72% (79/109)
まず定義よりSn=an×bn, Ln=2{an+bn}です。 (1) an=(1/2)^n, bn=(1/3)^n よりSn=(1/6)^n, Ln=2{(1/2)^n+(1/3)^n }だから ΣSn=1/6+(1/6)^2+・・=1/(6-1)=1/5 ΣLn=2{(1/2+(1/2)^2+・・)+(1/3+(1/3)^2+・・)}=2{1/(2-1)+1/(3-1)}=3 (2) まずΣLnが収束ないことを説明します。いま、あきらかにLk=2ak+2bk>2ak>akより L1+L2+L3+・・+Ln >a1+a2+a3+・・+an =(1/1+√2)+(1/√2+√3)+・・+(1/√n+√(n+1)) ≧(1/√n+√2)+(1/√n+√2)+・・+(1/√n+√2) =n/√n+n√2=√n+n√2 n→∞のとき右辺はいくらでも大きくなるので、左辺>右辺とあわせて、ΣLkが発散することが分かりました。 次にΣSnも収束しないので、それを説明します。 いま、an>1/√(n+1), bn>1/√(n+1)よりSn=an×bn>1/(n+1)なので S1+S2+・・+S(2^n-1) =S1+{S2+S3}+{S4+S5+S6+S7}+・・+{S(2^(n-1)+・・+S(2^n-1)} >1/2+{1/3+1/4}+{1/5+1/6+1/7+1/8}+・・+{1/(2^(n-1)+1)+・・+1/(2^n)} ≧1/2+{1/4+1/4}+{1/8+1/8+1/8+1/8}+・・+{1/(2^n)+・・+1/(2^n)} =1/2+2/4+4/8+・・+(2^(n-1))/(2^n) =1/2+1/2+1/2+・・+1/2 =n/2 今回もn→∞のとき右辺がいくらでも大きくなるので、左辺>右辺とあわせて、ΣSkが発散することが分かりました。
お礼
丁寧な解説ありがとうございます。 詳しく分かって役に立ちました!
補足
ごめんなさい! an=1/(√(n+1)+√n)です。 書き方が分かりづらくて申し訳ありません・・