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間違った敬語
お客様に向けての敬語で「いつもお世話になります」と「いつもお世話になっております」では、何か違いがありますか??どちらも同じですか??
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「なります」は、「なる」の敬語(丁寧語)表現です。 従い「世話になる」の丁寧表現です。 「なっております」は、「なる」に、状態や存在を示す「おる」(「いる」と同じ。)を付けて複合動詞化し、それを丁寧語にした表現です。 従い「世話になっている」の丁寧表現です。 「世話になる」と「世話になっている」では、時制的・局面的な違いがあるかと思います。 「世話になる」の場合、たとえば料亭などで「本日はお世話になります」など、「今々の事柄で世話になる」と言う表現です。 「いつもお世話になります」としても構いませんが、どちらかと言うと「この度は」「今回は」と言う方が、しっくり来る表現かと思います。 丁重に言うなら、「今回の件では、大変お世話になります。」などと言う表現がピッタリかと思います。 一方、「世話になっている」の場合、たとえば「私は叔父の世話になっている」など、期間や状態などを示す表現です。 こちらは逆で、「今回はお世話になっております」とすれば、「今回の件では、ある期間世話になっている」「今回の件では、非常に世話になっている」と解釈出来ますものの、やはりしっくり来ません。 「いつも大変お世話になっております」が、ピッタリかと思います。 当たり前の話しなんですが、「世話になる」と「世話になっている」では、どっちが世話になっているか?って考えた場合、言うまでも無く「世話になっている」でしょ? 言葉を見ただけでも、イコールですからね。 従い、感謝の程度に違いがあるかと思います。 また、「おる」は「いる」の謙譲表現としても用いられます。 「なっております」の「おる」が、敬語の謙譲語であるかどうかは別として、謙譲感が出ることは確かです。 「なっています」より、「なっております」の方が、より敬語(敬意)の程度が高い表現と言えますね。 以上から、 ・お世話になります。 ・お世話になっています。 ・お世話になっております。 の順で、相手に対する感謝や敬意の程度が、高まっていると考えますが、如何でしょうか?
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- hakobulu
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「いつもお世話になります」 以前からお世話になっていますが、今回もまた(いつものように)お世話になります。 「いつもお世話になっております」 今回またお世話になりますが、以前からもずっとお世話になっていますね。 微妙な違いですが、 前者は「今回」 後者は「以前まで」 に対する感謝の気持ちに重点を置いた表現、 と言えるでしょう。
- Ishiwara
- ベストアンサー率24% (462/1914)
まったく同じです。
- keirimas
- ベストアンサー率28% (1119/3993)
「いつもお世話になります」…11文字 3文節 「いつもお世話になっております」…14文字 4文節 お世話になっている状態が継続する。 「おります」でやや改まった感じがでる の違いがあります。
お礼
ありがとうございました。参考になりました。