- ベストアンサー
敬語について教えてください
敬語についての質問です。 仕事でお客様に「お電話番号をお聞かせ願えませんでしょうか。」と伺うのですが、この「お電話番号」の「お」は、敬語の「お」でしょうか、それとも美化語の「お」でしょうか? 私は、電話番号はお客様のものだから敬意を表して敬語の「お」を付けているのだと思っています。 しかし職場で、その「お」はただ丁寧に表すための「お」だという意見も出ました。 もし美化語だとすると、例え「お」を除いて「電話番号をお聞かせ~」と伺っても良いことになりますが、なんだかぶっきら棒な気がしてならないのです。 色々検索してもシックリ来る回答が見つからなかったので、是非回答をお願いいたします。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
お + 名詞は 尊敬語:<行為者>や<所有者>を立てるもの 美化語:ものごとを,美化して述べるもの に分類できると思いますが、お電話番号はお名前等と同様、相手に属するものと考えられますので、尊敬語になると思います。 http://www.bunka.go.jp/bunkashingikai/soukai/pdf/keigo_tousin.pdf#search='敬語の指針' P21
その他の回答 (2)
- ゆのじ(@u-jk49)
- ベストアンサー率30% (1233/4073)
敬語とは、本来、尊敬語・謙譲語・丁寧語の3分類でした。 それが日本語学なるものの出現により、5分類されて「美化語」が編入されました。 で、3分類の「丁寧語」の範疇に、5分類での「美化語」が位置しています。 以上の事柄が大前提ですので、≪「お」は、敬語の「お」でしょう、それとも~≫という問いに対しては、「お」は、敬語であり、美化語ですということになります。 また、≪もし美化語だとすると、例え「お」を除いて「電話番号をお聞かせ~」と伺っても良いことになります~≫ということですが、丁寧語=美化語なのですから、そもそも問いの掛け方が間違っていまして、しかも、お逆様に対して、丁寧さを欠いてはいけないでしょうね。 ≪職場で、その「お」はただ丁寧に表すための「お」だという意見も出ました。≫ この見解が全てを言い当てていると思われます。
お礼
回答ありがとうございました。 5分類になって「敬語の指針」も読んだのですが、理解が甘いみたいです。 敬語って難しいですね。 それをすごく分かりやすく回答してくださり、大変勉強になりました。 ここでもう1つ質問してもよろしいですか? 尊敬語の「お」という考え方はできますか?
美化語かどうかは知りませんが・・・「お電話番号」の「お」は「相手のもの」を指すもので、「御」が元々の意味だと思います。もちろん、相手に対して敬意を表すときに使うやつです。 「お前」というのも、元々は「御前」から入っていて、相手を敬う言葉でした。今では廃れてますけど・・・ 「お電話番号をお聞きしてもよろしいでしょうか?」 という風にいってみてはいかがですか?
お礼
早々の回答をありがとうございました。 言われてみれば、「お」は「御」ですね。 なるほど~ありがとうございます。 おっしゃるように言ってみようと思います。
お礼
お礼が遅くなりました。 「尊敬語」ですね。ありがとうございます。 URLも載せてくださったので助かりました!