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25ミリの鋼棒はどれくらいの力で曲がるか。
建築関係です。25ミリの鋼棒にワイヤーをかけ、3トンのウインチで垂直に引っ張ったのですが、鋼棒が曲がってしまいました。引っ張る対象物が3トン以下と想定していたので、実際にはそれ以上の重量があったのではないかと心配しています。鋼棒は15センチの間隔で支持し、その中央にワイヤーをかけています。ミルシートを見ると、引張り強さは460N/mm2となっていますが、曲げ試験に関しては表記がありません。再度、同じ作業があるので、再発を防止したいのですが、どなたかおしえていただけないでしょうか。
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- AoDoc
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補足です。 引張強さは、材料が耐えられる最大応力ですから、これ以上の応力が発生すると材料は破断することを意味します。降伏応力は塑性変形開始する限界の応力です。降伏応力に達すると、材料は曲がる、変形することになります。この変形は、荷重を取り除いても元に戻りません。普通設計するときは、弾性変形の範囲を超えないよう、更に、設計よりも大きな荷重が作用した場合や、材料に欠陥がある場合などを考慮して安全係数を考慮して、更に発生応力が小さくなるようにします。材料力学の教科書には書いてあります。 下記のURLに多少書いてあります。 http://ms-laboratory.jp/strength/1/strength_1.htm
お礼
再度、ありがとうございます。紹介いただいたHPを見て、勉強したいとおもいます。大変、助かります。
- AoDoc
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両端支持のはりに、中央に集中荷重P=3tonfが作用するとして、計算すると生ずる応力は719Nmm^2 となります。次に、変形しないためには、生ずる応力が降伏応力σy=300MPa以下として計算すると、荷重は1.25tonfになりました。安全係数やワイヤーの負荷の仕方等考えると負荷荷重はもっと小さくなると思います。材料力学で確認してください。
お礼
早速お知らせいただき大変ありがとうございます。計算式が正直良くわからないのですが、1.25tを超えると変形しはじめる。もしくは曲がってしまうと理解してもよろしいでしょうか。ガイドになるホームページなどご存知でしたら、お手数ですがお知らせ願えないでしょうか。
お礼
毎回、ご丁寧にありがとうございました。これを機会に勉強したいと思います。本当に助かりました。ありがとうございました。