犯罪の助長

質問

例えば、学生など、生活に一時的に困窮しているような人間（以下A）に、
知人（以下B)「あの人、いつもお金いっぱいもってるよ」とか「うちの店の金庫いつもお金入ってるんだよねー」
といって、「少し分け前くれるならバレないように手伝うよ」などと言い、
現状として生活が困難なAはBと協力して強盗を犯した。

Aは「絶対に怪我人を出したくないし、危ないよ」と言って最初は拒否していたが、
Bは「大丈夫。一緒にやれば間違いない。怪我人もでないように考えるから」と言って（悪い意味で）説得していた。

Bは勤務先の飲食店の裏口の鍵をあける手引き、金庫を開けさせる方法、またBがゴミ出しをしている間、従業員が一人しかいない時を見計らい計画を企て、Aに強盗の実行犯をさせた。
Aの実行後、現場に戻ったBは証拠隠ぺいの工作をした。怪我人はなし。
後日、BはAから分け前を受け取った。

１．Bは罪に問われますか？

もし罪であるなら、
２．生活困窮状態だったが実行犯であるAと、
Aのその状況を知り、犯罪の助長、手引きをしたBと、
どちらが罪として重いでしょうか。

３．Aの強盗罪が時効をむかえるものとして、Bも時効を迎えますか？

わかるかた、お願いします

回答No.1

kangaroo-D · ベストアンサー

１　
もちろんです
ここまでやれば強盗の共謀共同正犯(実行犯と同じ)と見なしていいと思います

少なくとも教唆には間違いありませんので、どちらにしろ実行犯と同じ罪を科されます

２
微妙なところです
１に書いたとおり、私個人の意見では、共同正犯ですので実行犯よりも重い刑を科すことは不自然ではありません

オウムの麻原が自分では何もしてないのに、死刑判決を受けたのは、まさにこれです

ただの教唆であるとされれば、実行犯と同じに扱われますが、やはり実行犯よりは軽減される傾向にあるようです

３　
そのとおりです
二人の公訴時効は同じ期間です
ただし国外にでている間は時効は進みません
さらに、例えば片方が捕まれば、捕まったほうの裁判が確定するまで、もう片方の時効は進みません