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川を下るとどんどん山奥に入っていく
駒ヶ根から車で浜松のほうへ行くと、それは天竜川沿いですが、駒ヶ根から飯田は開けているのですが、そこから先は海の手前数十キロまで山のなかです。 川は高いところから低いところへ流れるのに、どうして山のなかに入っていくのでしょうか? このまえブラタモリで、御茶ノ水のあたりの神田川は人が掘ったから山を貫通して流れるのだと説明していましたが、天竜川って人が掘るわけないし、と思うとすんげえ不思議です。
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簡単に言いますと、山ができるより先に川が流れていたからです。 山が隆起する速度よりも川が下刻する速度が上回ると、このような地形が出来上がります。 先行谷(せんこうこく)や、穿入蛇行(せんにゅうだこう)という言葉が参考になると思います。
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- ultraCS
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最上川も、山形や米沢では広い河原があるが(盆地のため)、その先、急流になる区間(最上川下りをやるところ)があって、最終的に坂田で日本海に注いでいる。 また、日本三急流の一つ球磨川も人吉盆地ではおとなしい川ですが、そこから下流で激流になっています。 神通川もそうですね、高山盆地ではおとなしいですが、その下流は急流でした(現在は多くのダムが造られています) 要するに、盆地から流れ出す川はどうしても山越えの際に狭隘な谷を刻むので急流になるというだけのことです。流れ出せない場合は、湖になります。 黄河やナイル川も中流域にこういった谷の狭隘な急流区間があって、そこにダムが造られています(アスワンダム/アスワンハイダムや三峡ダム)。 日本の場合、幅の狭い国土で一気に流れ出てしまう川が多いので目立ちませんが、世界の大河のほとんどが狭隘区間を有しています。
補足
>山越えの際に狭隘な谷を刻む 湖になるならわかりますが、その山越えがどうして可能なのか分からないです。水が上から下に流れるので、山を割ることは不可能なはずですよね? たとえば目の前に富士山があって、それをまっぷたつに割って川が流れるって感じだと思いますが、それが侵食では説明がつかないのではないかと。(例が極端かもしれませんが)
- kokubosino
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飯田は盆地
お礼
先行谷というのがあるとはまったく想像もしませんでした。 これですっきりです!