#3です。この場は議論の場ではないので、どうするべきか迷っていたのですが、前回の解答が誤解を招きかねない表現だと思うので補足させてください。
私が『NGO等の勉強会に参加されては』と申し上げたのは、自分の考えを広げる為には他人の意見を聞くべきだという考えからです。
#4の方は、『自然との共生などのヘンテコリンな言葉が流行っていますが』と仰っていますが、特に『自然との共生』という言葉が『ヘンテコリン』だとは私は思っておりません。元の意味は、『サステイナブルなライフスタイル』という意味で使っている場合が多いようですが、NGOや開発関係の人間以外にはなじみの無い言葉でしょう。だからこそ、一般の人の共感を得やすい言葉を使う必要があります。多くの人の声が集まらなければ世の中は変わりませんからね。それが、日本語の言葉として変だと言うのはわかりますが、それを否定してしまうのは、環境活動そのものの否定につながりかねません。環境活動やNGOに対して批判的な方の意見は多いのですが、その多くが、『極論に走りすぎている』と言う物です。私も、決してその意見に反対ではないのですが、現実問題として、そのようなスタイルを取らねば、一般市民の理解を得るのは極めて難しいのが現状です。
しかし、全てのNGOや政府機関、国際機関が同じ事を言っているわけではありません。殆どの場合、真っ向から対立する意見を闘わせています。私自身、無用な環境破壊は反対ですが、かといって、コンクリートで出来た防災施設やインフラ整備全てを否定する気もありません。事実を重視すれば、『コンクリートは全て悪』とか、『あらゆる生き物も人も生命として同等』などという平易でシンプルな事は言えません。』殆どの日本人は常識人であり、このような極論に走る事はありません。だからこそ、そこに付け込んで、環境破壊を続ける企業や官僚が後を立たないのです。
確かに大切な事は、自分で判断する事なのですが、その為には、まず人と会話をする事が大切です。インターネットは便利なものですが、所詮、文字情報などでわかる事など限られています。質問や補足などを見ていると、自分ひとりで考えているように見受けられます。テレビや新聞、雑誌などの文字情報に頼っていると、どんどん意見が偏って行きます。その結果、『コンクリートで環境破壊する人間は、金の亡者に違いない』という思い込みが生まれてしまったのではないでしょうか?
確かにNGOなどには様々な物があり、極論すると全てのNGOが何かに偏っているのでしょう。だからこそ、多くの勉強会などに参加する事が必要だと思います。その上で、何が本質なのかを見極める目を養っていただければと思います。
ネット上の議論などを見聞きすると、直ぐに極論に走り、あたかもそれ以外の答えが無いかのような表現が目に付きます。人と人のコミュニケーションを大切にすることは決して自分の考えを持たない事とは違います。
10代であるとの事ですが、まだまだ、一人で自分の考えを成熟させる事は難しいはずです。まず、身近な人との会話から始めてみればどうでしょうか?若いということは、柔軟な考え方が出来ると言う事でもありますし、安易に人の考えに染まってしまいやすいと言う事でもあります。まず、広い知識がなければ、自分の中で偏った考えを補強してしまいかねません。常に自分の考えを持つ事は大切な事ですが、危険な事でもあります。それほど、一般に流布している情報には酷い物があります。ただ、人の意見は偏見をもたずに聞き、その上で、直感的にでも構いませんから、それが真実なのかどうかを考えてみてはどうでしょう。
私の意見もまた、批判的に受け取ってください。
他人の意見は、全て批判的に受け取るべきなのです。
特にメディアに乗っている情報は全て脚色されています。
その事をまずは学ぶべきだと思います。
その意味で、他の方も『自分で考える』という事を強調されているのだと思います。
参考になればと思います。
私は、まず人との会話から始める事をお勧めします。もちろん、これは一つの意見であり、他の意見を否定する物ではありません。
お礼
補足ありがとうございます。。あなたがそれを否定するなどとは・・・とぼくてきに承知いたしておりました。。ぼくの未熟な「考え」にこれからもアドバイスよろしくお願いいたします。。本当にありがとうございます。