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文語の発音についてです
文語の「思はず」が{omowazu}と発音されるのはなぜですか?? なぜ「は」が「wa」と発音されるのでしょうか
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noname#160411
回答No.2
時代とともに発音が変化してしまったからです。 「pa」→「fa」→「ha」→「wa」 このように「ぱ」「ふぁ」などの唇を使う音が変化することを「唇音退化」といい、日本語だけでなく世界中の言語に共通しています。発見したのは童話でおなじみのグリム兄弟です。 余談ですが「ひよこ」は元は「ぴよこ」だったのでしょう。もちろん「ぴよぴよ」鳴くからでしょう。 「蝶々(ちょうちょう)」は歴史的仮名遣いでは「てふてふ」と書きますから元は「てぷてぷ」だったのでしょう。「パタパタ」と飛ぶからでしょう。
- bakansky
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回答No.1
その文語の文章の書かれた時代には omohazu に近い発音であったにせよ、現代人が音読する場合は omowazu と読んだ方が他人にも分りやすいからではないでしょうか。 小さなことをいえば、「をんな」 と 「おんな」 くらいは現代人でも発音を区別すべきかもしれませんが、煩わしいということもあって、というか、聞いている人がその違いを意識してくれないことの方が多いとなれば、分りやすさの方を優先して、「内容」 を理解してもらう方を重視するからではないでしょうか。 たとえば有名な例として 「花」 という語がありますが、これは古くは fana と発音されていたことが分っており、その更に前に遡ると pana でしたが、そこまで区別して発音する人はおそらくいないでしょう。今の hana という音で読んで、「内容の理解」 に支障はないので、今の読み方で読んでいるのだと思います。 ただし、自分だけで読む場合には、内容が理解できる限りは、どちらでもいいと思います。