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総平均法:決算終了後の仕入計上ミスの扱い方について
- 製造業のシステム部門で総平均法のシステム開発をしている。
- 決算確定後に入力した前期の仕入計上分は原価単価の算出に使用しない仕様があるが、正しいかどうか判断できない。
- 3月に600円で仕入れた商品の単価が4月に修正された場合、3つのパターンでの算出方法と会計計上についての質問。
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少なくとも、期首棚卸の修正は当期末の決算には反映させることになるで。四半期決算とか中間決算とかあればその決算のときにもな。 年度の最初の月、あなたの言う4月に影響させるかどうかはユーザが選択出来るんがええのと違う?つまり期首の修正を月次に影響さすか次の決算まで影響をとっとくかユーザが選択する仕様やと喜ばれるんでね?そんなつくりがややこしければ4月に影響させてまう仕様に一本化すればええ。
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- yosifuji2002
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>前期以前の修正事項については当期損益に影響しないよう、決算確定後に入力した前期の仕入計上分は原価単価の算出に使用しない、という仕様 これがそもそも誤りで、「決算確定後には入力ができない」が正解です。 決算確定とはもう何の修正もないという状態ですから、その後でその期のデータが入ることがありえないのです。 実務上は誤りが後日発見されることはありうるのですが、その場合でも修正データは翌期のデータとして扱います。 この場合、単に単価の誤りであれば、システムには数量ゼロで金額ありのデータを修正データとして入力できる仕組みを入れたらよいでしょう。 その場合の金額ですが当然不足か過大の金額の差額です。 仕訳としては 仕入高 999/ 買掛金 999 または 買掛金 999/ 仕入高 999 (金額をマイナスに修正する場合) と言うことになります。 でも実際はこの差額の一部は既に前期で一部消費されている可能性はありますね。上記の仕訳はあくまで買掛金を一致させる仕訳です。原価的には前期末に在庫に残った評価分だけの金額を修正すれば良いので、上記の修正は過大になることが考えられます。 その場合は、その過大か過小分(前期末に既に消費された部分)を計算して、それを仕訳的に処理することを考えます。 一つの方法は 材料他勘定振替高 999/ 仕入高 999 と言う仕訳があります。この方法で原価から当期の総平均方の計算に不要な部分を除外することができます。 ちなみに材料他勘定振替高は金額が小さければ営業外費用、大きければ前期損益修正損益になります。 他勘定振替高の使いかたは、経理の方や会計士にお聞きください。
お礼
ご回答ありがとうございます。 大変参考になりました。 やはり前期修正データは当期に反映させるのが正しい訳ですね。 当期仕入データのみから損益を把握したいため、前期分は除外する、 という目論見であったと思われますが、前期末在庫を総平均計算に 使用する以上、前期分も反映させないと整合性がとれない、ということですね。 いただいたご意見も含め、主管部に確認いたします。
- wret615
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それ期首棚卸の修正と違う?期首棚卸修正なら総平均の単価に影響するんでね?
補足
早速にご回答ありがとうございます。 ご指摘のとおり、前期仕入訂正ですので期首棚卸修正という ことになるかと思います。 となると前期仕入訂正分を反映させない、という仕様がそもそも誤りで、 総平均法で棚卸高を正しくするためには、パターン2の 「前期仕入訂正を含んで4月の原価単価を算出するようにする」 が正しいということでしょうか? 4月に会計計上する仕訳で、仕入原価、売上原価を計上すると 当期損益に影響してしまうかと思うのですが、これは他の勘定の 仕訳とすべきなのでしょうか? (経理的な実務経験がなく、手探りでネットで調べているレベルです。)
お礼
ご回答ありがとうございます。 大変参考になりました。 なるべく問い合わせのない、シンプルな仕組みで構築したいのと、 会計基準を合わせたいため、アドバイスいただいたとおり4月に 反映する仕様で主管部に仕様見直しを打診してみます。