- ベストアンサー
決算整理の仕入と繰越商品、決算整理仕訳とは?
- 決算整理では、仕入と繰越商品に関する処理が重要です。
- 売上原価の算定には、期首商品と当期仕入を考慮します。
- 決算整理仕訳において、繰越商品の処理が必要ですが、正確な処理方法についてはよく理解する必要があります。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
難しく考えすぎです。経験から受験で勉強する簿記の80%は非常に単純なものだと思っています。なので難しい!わけわからん!ってなったら、難しく考えすぎてるんだなとちょっと立ち止まってみて下さい。 まず、仕入の欄で「売上原価」を計算するのです。仕入欄の数値を「当期商品仕入高に合わせる」わけではありません。 試算表の勘定の推移を仕訳ごとに追っていきたいと思います。 (1)借方:仕入 500 貸方:繰越商品 500 この仕訳で「仕入の金額が1,000→1,500」に「繰越商品の金額が500→0」になります。 解説の繰越商品が0というのはこのことを指しているのではないかと思います。 (2)借方:繰越商品 200 貸方:仕入 200 この仕訳で「仕入の金額が1,500→1,300」に「繰越商品の金額が0→200」になります。 これで試算表の仕入が売上原価である1,300に、繰越商品が期末商品棚卸高の200になりました。 上で分からなかったら、下を読んで下さい。 >仮に、繰越商品ACを、期首商品の500として >どうして(貸)勘定になっているのか 答えは売上原価を計算するためです。 問題を解いていない段階で試算表の仕入は当期商品仕入高の金額になっています。 これに何か手を加えて売上原価の金額にするにはどうしたらいいのか? 単純に考えたら、期首商品の金額を足して、期末商品を引けば良いんですよね? じゃあ、期首商品ってどこにあんの? 試算表の繰越商品が期首商品です。 そこまで分かったけど、そこから先が・・・。 単純です。期首商品を仕入に移してあげればいいんです! そこで出てくる仕訳が 借方:仕入 500 貸方:繰越商品 500 です。 ここまできて売上原価にするには期末商品を仕入から引いてあげればオッケーなので 借方:繰越商品 200 貸方:仕入 200 と仕訳します。 あと、ここからは問題とは関係ないですが、簿記の基本的な話をします。 簿記は貸借の金額一致が絶対です。なので借方と貸方の金額が違うなんて事は絶対に!ありません。どんなに借方に又は貸方に科目が増えようが絶対に一致します。 >(借)仕入 1500 (貸)繰越商品 0 これをみてびっくりしたので書きました。
その他の回答 (1)
- ddysm866
- ベストアンサー率22% (41/186)
B/S勘定とP/L勘定を混同してます。 仕入はP/L勘定 繰越商品はB/S勘定です。 今、計算したいのは売上原価です。売上原価はP/L勘定です。 期首の(借)仕入500(貸)繰越商品500 の借方、貸方どちらとも期首繰越商品のことを指しています。 (借)仕入500とはP/L勘定の仕入の増加 (貸)繰越商品500はB/S勘定の繰越商品の減少 を意味しています。 期末の(借)繰越商品200(貸)仕入200 の借方、貸方どちらとも期末繰越商品のことを指しています。 (借)繰越商品200とはB/S勘定の繰越商品の増加 (貸)仕入200はP/L勘定の仕入の減少 を意味しています。 よって売上原価はP/L勘定だけを借方プラス貸方マイナスで計算すれば500+1000-200=1300です。 繰越商品はB/S勘定だけを借方プラス貸方マイナスで計算すれば、 ここには出てきてませんが前期の借方残高が500既にあります。 なので 500-500+200=200になります。
お礼
ありがとうございます。
お礼
詳しい解説、ありがとうございます。 だいぶ、解りかけてきました。
補足
お礼の後の補足です。 完解しました。