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文学における「簡潔性」(simplicity)について,ヒントだけ教えていただければ

レポートの課題です。 テキストは,Laurence Lernerの_English Literature_(1954)。 簡潔な作家の例として,周知のヘミングウェイなどが挙げられていますが,そもそも,   文学にとって,簡潔性とはなんですか? Lernerが簡潔性のほか,freshness,precision,vigourを挙げていますが,あまりにも唐突でどう把握していいのかわかりません。 大学文学部の関係者(卒業生,院生,学部生,教員)にお答えいただければ理想的です。 なにも全部を教えてとは申しません。ヒントだけ,教えていただければ,あとは自力でレポートを捏造します・・・。 # <(_ _)>

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回答No.2

まだ、間に合うかな? まず、ラーナーは文学を「巧みに用いられた言葉」と定義します。文学に対する感受性は、言葉に対する感受性から始めなければならない、とも。 ここでは、表現形式や内容ではなく、言葉、という観点からアプローチしていることに注目してください。 その「巧みさ」をさらに、簡潔、新鮮、正確、活気の四項目にわけて、明確にしていこうとしているのです。 ご質問の「簡潔さ」ですが、ラーナーは、これら四つの特質の最初にあげています。 「文章のもつあらゆる美点のうちでも、最高のもののひとつでありうる」と。 それはなぜか。 1.簡潔さは、文体がぎこちなく、味気なく、不正確となることを防ぐ。また、同語反復や誇張からも防ぐ。 2.短い言葉によって、心情がそのまま伝わる。 3.簡潔な言葉は、印象を強める。 複雑で立派な散文もありうるけれど、それは腕のある作家の手によるもので、簡潔な文章は、少なくとも最低水準の良い文章を保証するものである。 以上第一章の中から、「簡潔さ」の項を要約してみました。 こんなところでいかがでしょうか。 

その他の回答 (1)

noname#15943
noname#15943
回答No.1

【簡潔】… 簡素 てみじか コンパクト さらっと。 反対は【冗漫】… 冗長 漫然 長たらしい だらだら。 簡潔性があるとは言えなくとも偉大な文学作品というのもいくらでもありますが、ラーナーって人はどう考えてるんでしょう? (これでヒントになるのやら。もうレポートは終わってますかね)

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