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微分
Y(t)=F(K(t),A(t)L(t)) をtで微分すると (dY/dt)=(∂Y/∂K)(dK/dt)+(∂Y/∂L)(dL/dt)+(∂Y/∂A)(dA/dt) になるのはどうしてですか? (dY/dt)=(∂Y/∂K)(dK/dt)+{∂Y/∂(AL)}{d(AL)/dt} =(∂Y/∂K)(dK/dt)+{∂Y/∂(AL)}*L*(dA/dt)+{∂Y/∂(AL)}*A*(dL/dt) になるのは分かるのですがこの続きが・・・。 よろしくお願いします。
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力技のような気もしますが(笑い)、以下回答の一例として注意深く呼んでください、、、 φ(t)=A(t)L(t)と置きます。すると Y(t)=F(K(t),φ(t))。これをtで微分すると dY/dt=(∂Y/∂K)(dK/dt)+(∂Y/∂φ)(dφ/dt) (1) となります。(1)式右辺第2項の左側の微分が厄介なのですが、φはA,Lの関数なので ∂/∂φ=(∂/∂A)(∂A/∂φ)+(∂/∂L)(∂L/∂φ) (2) とかけます(少し自信がないが、以前そのような展開をした経験が、、、)。この微分演算子をYに作用させると ∂Y/∂φ=(∂Y/∂A)(dA/dφ)+(∂Y/∂L)(dL/dφ) (3) となりますね。次に dφ/dt=(dA/dt)L+A(dL/dt) (4) また、φ=ALからdφ/dA=Lとなり、これをひっくり返して dA/dφ=1/L (5) 全く同様にして dL/dφ=1/A (6) が得られます。(5)(6)を(3)に代入すると ∂Y/∂φ=(∂Y/∂A)(1/L)+(∂Y/∂L)(1/A) (7) が得られ、(4)と(7)を(1)に代入すると dY/dt=(∂Y/∂K)(dK/dt) +{(∂Y/∂A)(1/L)+(∂Y/∂L)(1/A)}{(dA/dt)L+A(dL/dt)} =(∂Y/∂K)(dK/dt)+(∂Y/∂A)(dA/dt)+(∂Y/∂L)(dL/dt)
その他の回答 (1)
YはKとALの関数なので、やや∂Y/∂Lの解釈が不明ですが、 実は、Y(t)=F(K(t),A(t),L(t)) となっているとすれば (dY/dt)=(∂Y/∂K)(dK/dt)+(∂Y/∂L)(dL/dt)+(∂Y/∂A)(dA/dt) となるのはChainRuleからすぐ出ます。 つまり、YがALの関数ということは、A,Lの関数でもあるということです。
お礼
丁寧に答えていただきありがとうございました。