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数(3)の微分についてです。
媒介変数で表された関数の微分法についてなのですが、教科書に下のような説明が書いてあります。 x=f(t),y=g(t)と表され、x,yがtについて微分可能のとき 合成関数の微分法により dy/dx=dy/dt*dt/dx ・・・(1) したがって dy/dx=dy/dt*1/dx/dy=dy/dt/dx/dt=g`(t)/f`(t) (1)の合成関数の微分っていうのはyがtで微分できて、tがxで微分できるときに使えるんですよね?てことはyがtの関数で、tはxの関数で無ければならないと思うのですが、最初に与えられているのはyはtの関数、xはtの関数ってことだけで、tはxの関数であるとは限らないと思うのです。なので上の証明はx=f(t)の逆関数が存在する時しか成り立たないのではないのでしょうか?何故いつも成り立つのかがわかりません。 初歩的な質問ですみませんm(__)m
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これはf'(t)≠0となるtの範囲に限定して言えることでしょう。 このtの範囲では、f'(t)≠0なのですから、(t,x)座標上のx=f(t)という曲線を考えると、単調に増加または減少します。 ということは、このtの範囲でtとxは1:1に対応しているってことです。(単調に増加・減少する曲線の図を描いてみてください) つまり、tの値が1つ決まるとxの値も1つだけ決まり、逆にxの値が1つ決まるとtの値も1つだけ決まるってことです。 関数っていうのは、ある値が1つ決まれば、それに対応する値がたった1つだけ求まるものでしたね。 上記の「xの値が1つ決まるとtの値も1つだけ決まる」っていうのはまさに逆"関数"ですよね。 つまり逆関数があるってことですよね^^ ちなみにtの範囲は実数全体ということも考えられるし、限られた範囲のこともあります。 高校の教科書でもよく読むともうちょっと条件が書いてあったり、説明が書いてあったりすると思います。 教科書をもう一度よく読んでみるといいですよ^^
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たとえば x=t^2 のとき dx/dt=2t よってdt/dx=1/(2t) これも厳密な意味では(実数全体では)逆関数が存在しませんが t=±√x t>0(t=0も入れていいですが)に限定すればt=√x t<0に限定すればt=-√x ある限られた範囲に分けて逆関数が存在していれば良いです。 で、微分可能なときはそのように作ることは可能なので 断り無く使ってしまいます。