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定義可能なものと定義不可能なものの差は…歴史?

 さまざまな概念のうち、まだできたての概念たとえば「脱小沢」は定義することができるが、歴史を積み重ねてきた概念、たとえば「自由」だとか「権利」だとか「義務」などは定義ができない、できたとしても相当難しいのではないかという気がします。  おそらくそうした状況をニーチェが「定義できるのは歴史を持たないものだけである」と言っているそうです。その出典がわかりません。ご存知の方はよろしくお願いします。

みんなの回答

回答No.1

不完全性定理によれば、あらゆる定義可能性(無矛盾)は、 その属する公理系の不完全に基づく。 「定義可能」なものとは、そうした不完全性を先入化した、 不完全な認識による。 その時空的射影として、不確定性原理の相補的不確定性が 階層現象の表面的な定性化(=いい加減な認識)によって、 無限発散をまぬがれて有限的存在性を派生させるのだ。

schiff_2011
質問者

お礼

 ご回答ありがとうございます。ただニーチェの出典についてはお答えいただいていないことは残念です。  それにしても深い学識には驚嘆いたしまし。私自身、10年以上前、野矢茂樹著の「論理学」をとにかく最後まで読んで、不完全性定理がどんなものであるかを理解したときは感激でした(理解したという意識は半時間ぐらいしか続きませんでしたが)。大まかにおっしゃりたいことはわかりますが……

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