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前置詞to,for,of使い分け 秘策はありますか
- 前置詞to,for,ofについて、それぞれの使い分けや意味について説明されています。また、具体的な例文を交えて説明されています。
- 質問者は、ロイヤル英文法の説明が理解できないため、これらの表現を理解するのが難しいと感じています。ただし、いくつかの例文を挙げており、toでもforでも使える場合もあると述べています。
- 質問者は、これらの表現を暗記するしかないと感じています。過去の質問を参考にしたいと述べています。
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1は確かに難しいですね。 「~にとって」は to の場合もあれば for の場合もあります。 一般的に言われるように,「直接,到達する」のが to, 「間接的に,利益をもたらす,ために」が for というのが原則となります。 give O1O2 を give O2 to O1 buy/get/make O1O2 を buy O2 for O1 と書き換えるパターンでおなじみです。 渡す相手が目の前に存在する,直接的な to 相手がいなくてもいい,利益,間接的な for important/necessary あたりは特に悩みますが, 人なら to,ものごと・状況なら for のことが多いと思います。 不定詞が続き,その意味上の主語の場合は文法上,for となる。 attractive などは魅力的というのは直接その人に及ぶ。(人が基本) 「関連」は to be related to be relevant to with regard to (as for というのもありますが) 2は比較的わかりやすいと思います。 of にある,「~について,のこと」,「~から」の意味で理解できるからです。 of に「から」という分離の意味がある。 demand/require/expect A of B などはこれです。 日本語では「~に要求・期待」となりますが, 英語の発想は「B からもたらされるのを要求・期待」となります。 ask A of B もそうですし, order A from B「B に A を注文する」の from も同じ発想です。 remind/inform A of B の場合は「B について,のことを」という of です。 about に置き換えることが可能です。 (ただし,remind は「人」が主語の場合に限る) convince/persuade A of B もほぼ「~について」でいいと思いますが, be sure of とまとめて理解するか,目的格関係の of と考えてもいいです。 つまり,単に「に」と考えないことです。
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- Oubli
- ベストアンサー率31% (744/2384)
ofに関する例文については、ofはフランス語のdeに対応しているのだと思います。動詞もフランス語/ラテン語系ですしね。対応するフランス語ではdeになるわけですが、英語的感覚ではなんでofなんだろうという場合が結構ありますね。ノルマンコンクエストの結果でしょう。
お礼
回答ありがとうございます。 以前、SVOOを取れる動詞取れない動詞について色々な質問を拝見していた時に、似たような回答を見た記憶が在ります。英語史まで踏み込まれた造詣の深さにただただ感服です。ありがとうございました。
- bakansky
- ベストアンサー率48% (3502/7245)
理屈で理解しようとするのは、なかなか大変なことだろうなと思います。 私に分りやすいのは、2. に示された of を用いる例でした。 なぜ分りやすいのかというと、見慣れているからだと思います。 だから、改めて理屈の説明を求められても困る気がします。 まず実際に用いられている実例があって、「ふーん、そんなふうに使うのか」 と納得してしまってから、専門の研究をする人などはさらにそれを分類したり整理したりして、理屈の世界に持ち込むのでしょうが、初めから理屈の方から入ったら、迷路に迷い込むようなものではないかという気がします。 > convince A of B AをBに納得させる この of は、「主格関係を示す」 という説明もできるかもしれません。 つまり、主語と述語という言い方を用いるなら、A が主語で B が述語です。「A が B ということを convince (納得する) という行為がなされるようにはからうこと」、それが convince A of B という形で示されている、という見方もできるのではないでしょうか。 > demand A of B AをBに要求する この of は、「分離の of」 などという言い方を昔習ったかどうかしたような記憶がかすかにあります。「A から B が分離されることを要求する」 ということです。 > expect A of B AをBに期待する これは convince A of B に近いかもしれません。「A が B というもの (もしくは行為) を与えてくれる (もしくはなす) ことを期待する」 ということで、主語が A ですが、B が名詞の場合は、「目的格」 の関係であるといえるのかもしれません。たとえば I expect to get B from A. みたいなことをいうのに、もっと簡潔な表現として英語に定着したのではないでしょうか。 > persuade A of B AをBに確信させる これは、辞書を見ると、convince とほぼ同じ意味みたいです (ただし意味は convince の方が強いらしい)。「A が B ということを信じるという状態にさせる」 わけで、A と B とは主語と述語の関係にあるとも見ることができる。 のこり2つも、同じような見方で分析(?)できると思います。 問題は 1. の to と for で、私なんぞにはとても満足に説明ができそうにはありません。 あえていえば、示された2つの例文は、どちらも 「形容詞 + to」 の形になっているな、ということに気付きました。 その形なら何でも to を使うのだというわけではもちろんないでしょうけど、ヒントにはなりそうです。 上で 「分離の of」 なんて用語を用いましたが、今度は 「関係の to」 とでも言いたくなります。 つまり、This product is attractive to older people. という例文の場合でいえば、this product と older people とを結びつける、関係を持たせるのが attractive であるということだ、というふうにも読める文だと思うからです。 the product を A、older people を B とすると、B は A が有する attractive という性質によって引かれ、A と B の両者は関係が生じるわけです。A と B との間に糸のようなものが介在している場面を想像してみてもいいかもしれない。その糸のようなものが attractive であるという性質であり、A と B がほぼ直結していると見ると、そこに to という前置詞の存在する意味がある。for は 「方向性」 しか示さないので、A と B が、直結しない。 It's irrelevant to me. の方は、「関係がない」 という状態。it と me とは、「関係がない」 という糸で結びついている、と考えることもできるのではないでしょうか。 もっとも、同じような意味を表現するのに、 It has nothing to do with me. (あっしにはかかわりのないことでござんす) という言い方の方が普通かもしれません (この英文はずいぶん昔に覚えました)。 ただ、for が使えないのかといえば、そうとも断定できないのが辛いところですが、もし使うとすると、ニュアンスが違うものになるような気がします。「我々の方としてはそちらと関係を持つつもりはないんだ」 みたいな。 素人の説明で分りにくいかもしれませんが、文字数が多くなってしまったので、これくらいにします。
お礼
回答ありがとうございます。 とんでもない、普段からよく思考のトレーニングをされているんだなあと思いました。 ofを用いた理解がこのように出来るんですね。主格関係まで考えられるというのに納得しました。 普段から英語に親しんでいれば、日本語の「は」と「が」の違いのような感覚で自然と使えるのだろうと思いますが、取り急ぎの試験等でこのような部分で何度も躓くとため息が出てしまいます。 toとforはやはり基本のイメージからいかに連想できるか、という勝負でしょうか。ありがとうございました。
お礼
回答ありがとうございます。 of-の分類について、お示しいただいた分類で何とか乗り切っていこうと思います。 他の回答者の方にもご指摘いただいた分離のofは、robやclearなどの動詞に対するものだと思っていましたので、このような動詞にも使えるということを知り目から鱗でした。 toとforに関しては、難しいものなんだなということを念頭に置きつつ、ご指摘の基本イメージで何とか当てはめられるよう読んでいきたいと思います。ありがとうございました。