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学部レベルの経済学

経済学は何を目的にしてますか。物理なら物体の未来の状態や位置を予想しますが、経済学は、どうなのでしょうか。 学部レベルでは何もわからないですか?

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回答No.3

簡単に言いますと、複雑な社会において、物質やサービスの獲得、使用という営みを取り上げ、そこにおける法則を見いだそうとする学問のことです。 具体的には他の社会科学と同じように、存在(Sein)を取り扱う分野と、当為(Sollen)を取り扱う分野があります。 存在(いかにあるか)を取り扱う分野は、経済学原論・経済史・経済学史などであり、当為(いかにあるべきか)を取り扱う分野は、経済政策です。 これらをつきつめていけば、マーシャルが述べていますように、「生活上の日常業務における人間に関する研究」とも言えるでしょう。 これらは学部レベルでもしっかりと勉強しますよ。

  • kazu-si
  • ベストアンサー率44% (39/88)
回答No.2

公務員試験や経済アナリスト、公認会計士試験の経済学は学部レベルの内容が出ているのではないでしょうか。 公務員試験では、政策決定に重要と考えているから経済学を出していると思いますし、 証券アナリストでは、政府の行動が金融市場にどのような影響を与えるかを検討する必要があるから出題していると思うし、 公認会計士試験では、経済学が理解できないと企業行動が予測できないから出題しているのではないでしょうか。 少なくとも、新聞に記載された経済の基本論理は理解できると思います。

回答No.1

 つきつめれば「安定化」  これは政治の基本が治山治水といわれるのと同じで、山を治め川を治めるように、お金の動きも治めたいというところから来ている人間の行動。  ただ、経済にはある種の価値観がもろに出てしまう。例えば、かわいそうな労働者や傲慢な資本家といった思い込みで、解釈が偏りやすく、さらに概念の定義が乗数効果ぐらいしかないので、あとに続く経済論のほとんどが地震予知によく似て、一時期にしか適応できない。そのうえ、定義する時漏れが大きく、例えば小売業や流通業は経済理論には出てこない。そのため現実にほとんど役立たなくなってきている。さらに、○○経済論といった派生を生み出す素地になっている。  現在は経済理論は経済政策として、実際的に使えるかどうかに重心が移り、いわば公定歩合をあげるか下げるかといった、技術論になってきている。この傾向はどの分野でもいえることで、真に科学と言われるものが、現実の利益につなげられるように工学化している。

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