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かんむり 「穴」
「穴」かんむりは、「ウ」かんむりに漢数字の「八」が添えられたものでしょうか? それとも、そういう分解は出来なくて、穴かんむりそのものが一つの呼称でしょうか? (下のつくりは漢数字の「八」とは無関係?)
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> それとも、そういう分解は出来なくて、穴かんむりそのものが一つの呼称でしょうか? 私の持っている漢和辞典をみると、そのように書いてあります。「あなかんむり」 という部首があるそうです。 この 「穴」 という文字は、「穴居生活の住居の象徴」 である象形文字から派生したものであるとのこと (「新版 漢語林」 第2版) です。八の字の部分は空間になってるわけですね。
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- SPS700
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部首の意味を尊重する立場は、中国の『康熙字典』などに見られ、下記の五画の最後から2番目に「穴かんむり」が記載されています。日本の諸橋轍次の『大漢和辞典』はこの伝統に従っています。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%83%A8%E9%A6%96 最近の初学者用の漢和辞典の一部や、下記のようなシフトJISコード表では、部首の字形が重視され、意味を尊重する立場では「人」の部首で一括されたものが、「ひと」「にんべん」「やね」の三つに分かれたり、天文の「月」と人体の部分の「肉づき」が、一つになるなどの変化があります。「空」が意味を残す「穴かんむり」から、形だけの「ウかんむり」に移され、説明できない「儿」が残ったのもそのためです。 そこでご質問ですが 1。>>「穴」かんむりは、「ウ」かんむりに漢数字の「八」が添えられたものでしょうか? いいえ。 2。>>そういう分解は出来なくて、穴かんむりそのものが一つの呼称でしょうか? おっしゃる通りです。 3。>>下のつくりは漢数字の「八」とは無関係? 全く無関係です。
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ご回答有難うございました。 中身の濃いご解説で当方の知識も増えました。 ポイントでずいぶん悩みましたが、今回は先着、ということで、ANo.2さんに差し上げたいと思います。 本当に有難うございました。
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ご回答有難うございました。