- ベストアンサー
ランダウの力学
線形代数の質問になってしまいますが、困っているのでお願いします。 ランダウの力学のP83で、 よくしられているように、係数Akが行列式の小行列式に比例する と言うことですが、何がなんだかまったくわかりません。そもそも小行列とは??というレベルです。 おすすめの参考書でもあれば教えてください。 よろしくお願いします。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
たとえば,同次方程式 a11A1 + a12A2 + a13A3 = 0 a21A1 + a22A2 + a23A3 = 0 a31A1 + a32A2 + a33A3 = 0 すなわち, Σ_j aij Aj = 0 があるとき,A1,A2,A3の解を持つためには, | aij | = 0 これが特有方程式に当たります。 特有方程式を満たす係数aijの組において,結局上の3つの方程式は2つのみが独立となり,このときA1,A2,A3はその比だけが決まりますが,たとえば上2つの方程式を選ぶと A1 : A2 : A3 = | a12 a13 / a22 a23 | : | a13 a11 / a23 a21 | : | a11 a12 / a21 a22 | ※ 「/」は行列式の改行とします となるというのが「小行列式において…ものに比例する」 の意味です。小行列式というのは,「行列式の小行列式による展開」の際に出てくるものに相当します。つまり,上の場合A1,A2,A3は係数行列式を第3行で展開するときに因子として現れる小行列式に比例するというわけです。 参考:http://www.ge.fukui-nct.ac.jp/~nagamizu/f-2-s.pdf
お礼
とてもよくわかりました!ありがとうございました!!