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漢字 「貧」
この「八」の字の右側にカギを付け、左のハネとほとんどつながるような字体があります。 これは何という字体なのでしょうか? 明朝体でも楷書体でも教科書体でもないようです。 同様な字体(上記三体のどれにも該当しない)がありましたら教えてください。 発生の由来も教えていただけると有難いです。
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#3です。 回答文の編集ミスを訂正します。 〔誤〕逆にMS明朝は「八」のみを例外として、表外字でもヒゲなしで一貫しています。 〔正〕逆にMS明朝は「八」を例外とすることなく、表外字まですべてヒゲなしで一貫しています。 済みませんでした。
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- garamond
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それがもともとの明朝体です。 平成明朝体のフォントがあったら、「粉」と「扮」を比べてみてください。 このフォントは常用漢字はヒゲなし、表外漢字はヒゲありという無用の区別をつけています。 (旧)『常用漢字表』には、 「明朝体のうちの一種を例に用いて示した。……デザインの違いに属する事柄であって,字体の違いではないと考えられるものである。」 とあり、 3 点画の性質について (4)「筆押さえ」等の有無に関する例 ここに「八」「公」の例が示されています。 ですから、これまでヒゲありだったものは全部そのままでよかったのですが、『常用漢字表』で示された通りにしようとして、 “ヒゲあり”=旧字体 “ヒゲなし”=新字体 のような扱いがなされることがあるのです。 お尋ねの字はそのようなばかげたことをやっていないフォントのものです。 参考画像1と同じです。 これらに旧字体と新字体の区別はないのです。 逆にMS明朝は「八」のみを例外として、表外字でもヒゲなしで一貫しています。 「益」の旧字体「益」も、平成明朝体はヒゲありですが、MS明朝はヒゲなしです。 ヒゲの有無は旧字・新字とは別のことです。 余談ですが、なぜ常用漢字が「八」をヒゲありにしたのかについては、情報をもっていません。 「入」を「人」と区別するという場合とは違います。 現にMS明朝はヒゲなしで統一しています。 下の画像 1 伝統的な明朝活字体 2 当用漢字(→常用漢字)で「八」以外はヒゲなしにした。表外字「扮」は規定なし。 3 平成明朝体は常用漢字は細部まで「常用漢字表」に合わせ、表外字はもとのままにした。 4 MS明朝は常用漢字の精神を貫徹して(?)漏れていた「八」も表外字もすべてヒゲなしで統一した。
- banzaiA
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「貧」だけではなく、「分」も同じようですね。 もともと「八」の字からそのようになっています。 「八」の第一画目の「左払い」と第二画目の「右払い」の書く位置の問題かとも思います。 第二画目の「右払い」が第一画目の「左払い」の起筆の上方から書くと仰せの字になります。 これは由来も何も知りませんが、明朝体やゴシック体、隷書体などでもあるようです。 明朝体でも、いろいろ種類があるように思います。 ですから何々体というものではなさそうです。
お礼
ご回答有難うございました。
行書体、または、草書体なんじゃないでしょうか。発生の由来までは分かりません。
お礼
詳しいご解説を有難うございました。