趣味で、朗読の勉強をしています。
「賢者の贈り物」の訳本をいろいろ読み比べたのですが、
1箇所、気になるところがありました。
Which is all very good
というフレーズですが、以下のように訳されていました。
なかなか結構なことである。
まことにおめでたいことである。
後者だと、皮肉っぽくなりますが、前者でも多少皮肉ととれないこともありません。
しかし、前者はまったく皮肉でなく、純粋に良い評価をしているともとれますよね。
そして、原文を調べたら、
Which is all very good
でした。
英語的に、このフレーズだと、皮肉も少し込められたものなのでしょうか?
辞書など調べてみたのですが、わからなかったので、よろしくお願い致します。
お礼
ご回答をありがとうございました。 こちらの事情で、ご回答をいただいたことが確認できない状況でしたので、 お礼がこんなに遅くなり、たいへん失礼いたしました。本当に申し訳ありません。 >「おめでたい」の読み方の工夫でそのような意味を感じ取らせないようにする 実は、朗読の先生が、正にこのようにおっしゃいました。 へんに強調して読んだらいやらしくなるのでサラリと、というように。 だとすれば、“結構”という表現の訳のほうが、読みやすいなぁ、、、と私は思ってしまったのでした。 毎年、この時期に「賢者の贈り物」をやっていて、今年は昨年までと違う訳を使ってみたのです。 いろいろな訳を読み比べると、あそこがたてばここがたたず、ですが、全体的には、この本が読みやすかったのです。 昨年までは、“実はこの部分、皮肉をこめているのかな?”と思ったことはありませんでした。 でも、もし私が、最初に、この訳で読んでいたら、皮肉っぽい印象を持ってしまったかもしれません。 私は、O・ヘンリーは、ほとんどの作品に、「ここまでひどいオチを用意しなくても…」と思ってしまうので… この作品のこの部分も実は結構きついことを言ってるのかしら?などと考えてしまいました。 翻訳ものの、難しさを感じます。 これからも、翻訳もののときは、別の訳も読んでみることもとても重要だと思いました。 もちろん、作者のプロフィールは読んで、時代背景等々調べたりもしているのですが。 まだまだ、O・ヘンリーの作品がよくわかっていないのかもしれません。 ペーソスと皮肉は違いますものね。 貴重なご意見を、本当にありがとうございました。 お礼が遅くなりましたこと、お許しくださいませ。