川柳のおもしろさ
先日、仕事の関係から日本在住1年目の英語圏の年配の方との昼食時に、雑談で俳句・川柳の話になりました。
日本語独特の流れるようなアクセントで「五・七・五」を詠む楽しさやそのおもしろさを伝えたかったのですが、残念ながら英語表現力が未熟な私目には、うまく伝えることができませんでした。
叙情的な俳句の難しさはともかく、諷刺的で馴染みやすい川柳の説明を試みましたが、「意味は分かったけれど、おもしろさが分からない・・・」とのことでした。
1 『ゴハンよ』と 呼ばれて行けば タマだった
2 妻だから 運転できる 火の車
(第一生命サラリーマン川柳コンクールから)
「ゴハンよ」の言い方が大人の女性が呼びかける言葉であること、「タマ」が犬のポチと同じように猫とすぐに分かる名前であること、「火の車」は家計の遣り繰りが非常に苦しい状況を表わす言葉であることなどは説明したつもりです。
この二つの川柳のおもしろさを、英語圏の人に伝えるのは無理なのでしょうか?