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柳多留の川柳で意味の知りたい川柳があります。
柳多留の川柳で意味の知りたい川柳があります。 よろしければ教えてください。 『追い出されましたと母へそっと言い』
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『柳樽評釈』(沼波瓊音・彌生書房)の引用です。 「嫁へやつた娘が或日ふと帰つて来た。 娘は、この辺へ来たから寄つたとか何とか云つて、人前もあり、云ひにくいことだから、普通にして居る。 やがて外(ほか)の人が去つて、母独りになつた所を見て、「追ひ出されました。」と唯一言小声で云つた。」
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柳多留の次の川柳とペアで詠めば、自ずと意味は分かろうかと。 出されたを出て来たにする里の母
「居候角な座敷を丸く掃き」・・・・・正解版 意味は・・・居候は無責任でいいかげんなことをする・・・ということですWWW。
- 莽翁寒岩 一笠一蓑一杖(@krya1998)
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女同士だし、そしてクッションになってくれるのはおかぁさんだけですからね。 事情を話し出しやすいし。 まぁ考えられるのは離縁のことでしょうが。 居候(いそうろう)四角い部屋を丸くはき。(何でも丸くしていかなければいけない。居候のいい加減な掃除の仕方)というのと同じで、切なくも人情ですね。
A.嫁入りしたものの、鬼のような姑から毎日いびられ、とうとう嫁入り先から追いだされた。いくつになってもできの悪い娘で母親に泣く泣くそっと言った。 B.仲人の話と違って養子先はお金もなくピーピーしており、持参金もすぐ使い果す始末で、気位ばかり高く、これじゃやってられないと婿入り先を飛び出した、・・・・と、おとっつぁんには言ったが、実は商売が覚えられず、ソロバンも間違えてばかりで先方から追い出されたのだと、母にそっとはなした。 B.の方がおもしろいかな。
柳多留の解説をみれば解釈が書いてあるはずですが,いま手元にないので,自分のあたまで考えて書きます。 すでに2とおり(言ったのが男か女か)の回答がありますが,どっちとも解せるとぼくは思います。 1)女が発言した:表向きは「ぐうたら亭主を見限って自分から婚家を出てきたのだ」と言っているが,本当は「姑や亭主から追い出されて帰ってきたのだ」と,母だけには打ち明けた。 2)男が発言した:養子に入ったもののとんだ出来損ないで,その家の跡取りにはできないと追い出された。この男は始末の悪いマザコンでもあり,おとなのくせに母に泣きついた。 「そっと言い」という状況は,1)のほうが合うような気がします。
これは、養子が婿入り先から追い出された(離縁された)んじゃないかな。 嫁が離縁されるのは、滑稽感よりも可哀想感の方が大きいように思います。 ボンクラ息子が養家から離縁され、それを母親にそっと言うのは滑稽で面白い。
- umaimonhaumai
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自分なりの想像ですので、間違っていたらメンゴです。 離縁された女性のことを言ってるのでは? 江戸時代は男性が三行半(離縁状)書くことによって、一方的に離婚が出来ました。 当時は出戻りは恥ずかしいこととされていましたし、父権が強大だったため、父親に離縁されたことを言い出せず、母親にそっと伝えたのではないでしょうか?